森友学園の籠池氏の国会での証人喚問が終日テレビで流れました。私は個人的には、「森友学園問題」とは言わず、「アベ友学園問題」と思っています。アベ総理の政治信条を称え、それに共鳴していた籠池氏、アベさんのその心情を利用して国有地を安く手に入れようとしました。アベ総理の心情を忖度して国有財産を不当に安く払い下げた官僚。その罪悪は計り知れません。
でも、その当事者の鴨池氏が「すべての関係者を喚問して真相をはっきりして欲しい」「トカゲのしっぽ切りはやめて欲しい」「学校新設に共鳴した人々が急にハシゴを外したのは納得できない」などの主旨の発言は重要だと思います。
安倍総理夫人の安倍昭恵氏との100万円の寄付の問題が今日の国会でも取り上げられました。証人喚問が始まる前の今日の東京新聞の朝刊の記事です。
授受があったと言われる3日間に安倍総理自体の行動が紹介されました。記事を読む限り不自然な動きですし、今日の証人喚問を聞くとその3日間に何があったのかと疑問が益々わいてきます。
籠池氏の行動についても疑問やおかしいと思うことばかりです。でも、本人も言うようにこの問題の真実を関係者すべてを喚問して徹底的に究明すべきだと思います。単に、党利党略でなく、政治家を利用しての国有地の不当な払い下げは、国政の根幹にもかかわると思います。それこそ「トカゲのしっぽ切り」に終わらせることのないよう注視してゆきたいと思います。