囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

何故か、80-20

2017-10-14 20:50:45 | 囲碁きちのつぶやき

所沢市長名の「賞状」を貰うことになりました。市長は日本会議のメンバーで、戦前への回帰を願っているような人と言われています。何故か、そんな市長から賞状を貰ってしまいました。

特に、市に対して業績があったわけでもなく、単なる「8020」運動の賞状でした。要は、80歳ににして、自分の歯が 20本以上ある人を賞すると言うだけのものであります。

80歳になる私は、過日、市の歯科医師会の診察を受けました。その結果、80歳にして、自分のよい歯が 32本あると言われました。

私は、今もって入れ歯はひとつもありません。虫歯を被せたものはありますが、すべてが自分の歯です。戦中に生まれ、戦後の食料のない時期に育ったので、好き嫌うなど言っていられず、何でも食べました。味噌汁に入れた煮干しも、すくい出して食べてました。そんなこともあり、今でも歯は丈夫です。

入れ歯がないことは利点ですが、自分の歯のために、いくら歯を磨いても黄色のがとれません。80年も使っていたので歯と歯の間に隙間ができ、食後の楊枝が手放せません。一長一短です。

保健センターからのデーターを見て驚きました。

80歳の人のよい歯の数は平均で男性は 14本位のようです。私は、先日の健診で よい歯が 32本あると言われました。データーを見る限り、40歳代以前の人の数です。80歳では、男性の場合 10本未満ですから大したものだと思います。

何でもよく噛んで食べると言う、戦中戦後の食習慣のお陰だと思っています、とんだところで戦争体験が生かされていると思います。でも、あの栄養失調寸前の生活だけは二度とごめんです。そんな時代が再び来ないように努力したいと思っています。9020をめざして・・・。

 

コメント (2)
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