呼吸器疾患のため在宅酸素を余儀なくされている患者さんのための勉強会がありました。
今日は、清瀬の東京病院の主催でした。
受講生が20名余、病院スタッフ、酸素の業者の方も同じ位の方が参加してくれると言う、患者にとって何ともは贅沢な勉強会でした。
3講座あり、各々、医師、看護師、作業療法士の先生のお話がありました。その中で私が一番興味を持ったのが、「酸素濃縮器の中はどうなっているか」という担当医師の話でした。酸素濃縮器の原理と日々、改良される機器の説明でした。
私の連れ合いは、在宅酸素で液体酸素を使っています。液体酸素は電源が必要ありませんが、機器の中の酸素を使い切ればおしまいです。
一方、電気で空中から酸素を濃縮する機器は電源さえあればいつまでも酸素を取り入れることができます。
コンパクトで、携帯に便利な機器が出るのを期待していました。
携帯用酸素濃縮器の説明の中で、こんなものも出ているとの説明がありました。
休憩時間には業者の方が現物を持ってきていましたので、見せてもらいました。
- 製品仕様
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寸法 23.9 x 21.1 x 9.1cm販売名 シンプリーゴー ミニ電源 AC電源、DC電源重量:本体 2.3kg(標準バッテリ装着時)医療機器承認番号 22800BZX00434000電源入力 AC電源:100~240V、50/60Hz DC電源:12~16VDC
車の電源からも使えるタイプです。旅行の際などのは便利だと思います。
ただし、制度上、液体酸素と酸素濃縮器とを両方使うことが出来ないそうですので、どちらか一方に決めなければなりません。
液体酸素、酸素濃縮器 各々、長短がありますので、どちか一方に決めるのは悩ましいところです。でも、酸素機器が日進月歩、ドンドン改良されるのは患者にとってはうれしいことです。