沖縄・辺野古の米軍新基地反対を続ける県民の座り込みが、5000日を越えたと報じられました。(記事は東京新聞)
その不屈の精神に驚くばかりですが、その源泉が太平洋戦争の最後に本土防衛のための捨て石として沖縄で地上戦が展開されたことにあると思います。県民の4人に1人が犠牲になった地上戦、その後の米軍の占領統治、そして日本へ復帰後も米軍の一大拠点として密かに核兵器まで配備されてきました。
12月426日、NHKテレビBSで「沖縄と核」という番組を見ましたが核兵器配備の実相、今でも続く県民の犠牲の実態を知るにつけ、心が痛みます。
年が明ければ、2月4日投票で辺野古がある名護市長選挙があります。辺野古米軍新基地反対を翁長沖縄県知事と共に進めている稲嶺市長が3戦を目指して立候補します。これに対して自民党は基地容認派を市長候補に擁立する構えです。しかも、前回は自主投票だった公明党が今回は自民党と一体になって基地容認派の候補を推薦すると報じられています。なんだかんだ言いながら公明党は結局は自民党にすり寄りました。
「不屈の抗議 5000日」の精神を受け継ぎ、辺野古新基地建設阻止するためにも、名護市長選挙で稲嶺3戦を実現して欲しいと思います。私の出来ることは少ないですが、微力ですが力を尽くしたいと思っています。