沖縄県宜野湾市の小学校の校庭に、米軍機の窓枠が落下して軽傷を負った児童が出たそうです。今月7日にも米軍機の部品とみられるものが保育園に落ちたと言います。
宜野湾市の中心部に米軍普天間飛行場があり、おびただしい数の米軍機が絶え間なく離発着しているのですから、事故は起こるべくして起きたと言えます。
2004年(平成16年)には、沖縄国際大学に米軍のヘリコプターが墜落しました。
この時も米軍によって非常線が張られ、日本人は入れない状況の中で事故調査、機体のて撤去が行われました。アメリカにもの言えないどころかアメリカ言いなりの安倍政権はただ傍観しているだけです。
その他に、オスプレイの墜落事故も起きています。オスプレイの事故発生率は時間とともに高くなってきていると新聞は報じています。
やはり、米軍の基地は速やに撤去してもらいたいものです。
宜野湾市の状況と私が住む所沢市の状況がよく似ています。
所沢市の航空写真です。中央の芝生の所が、米軍所沢通信基地です。下部の緑地が米軍が基地を一部返還した場所に出来た所沢航空公園です。それに隣接して、市役所、警察、郵便局、法務局などが作られ、基地に隣接して小、中、高校もできました。上の宜野湾市の航空写真とそっくりです。
違いは、宜野湾市ではひっきりなしに米軍機が離発着しているが、所沢は通信基地のため、米軍機の離発着はありません。しかし、米軍横田基地が手狭になったとかで所沢通信基地の機能強化の動きがあります。現に、ヘリコプターの飛来が多く、米軍にはここを軍用機の駐車場にしようとする動きもありました。市民が察知していち早く反対の声をあげたため、計画は「凍結」されています。でも、いつ「解凍」するかわかりせん。
所沢市は「基地全面返還は 市民の願い」 を市是として取り組んでいます。沖縄の人達が新基地反対、基地返還を求めているのと同じです。
私たちは沖縄で起きていることを他人事としてみたりせず、全国民の問題だ と考える必要があると思います。