囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

原発問題=作家の視点から学ぶ!

2017-12-15 17:06:38 | さよなら!原発

「さよなら原発IN所沢」の原発学習会に参加しました。

「原発小説を書く中で見えてきたもの」と題して、作家の風見梢太郎さんが話しました。

風見さんは京都大学工学部を卒業後、電電公社(現NTT)の電気通信研究所(当時)に入所し、研究活動の従事する傍ら、小説を書くようになったそうです。

風見さんは65歳で退職するまで、職場で自由と民主主義を守ろ活動の関わり、今でも職場新聞の門前配布をすると言う熱血漢です。

出身が原発大国の福井県敦賀市だったこともあり、原発に強い関心を持っていたそうです。

玄海原発の裁判では、専門家の立場から原発差し止めの意見陳述もしたそうです。

そんな研究者としての立場、小説家としての立場からのお話はユニークで勉強になりました。

原発問題での、自分の作品や他の作家の作品を取り上げ、原発の危険性が如何に大きいかを話しました。

東電の福島原発の放射能漏れを防ぐための「凍土壁」の問題点もするどく指摘していました。そして原発小説を書くために調べれば調べるほど、原発の危険性を知るようになったと述べていました。

勉強会の前日に、広島高裁で伊方原発3号機の停止命令が出たことにも触れ、司法の勇気ある決断だったと高く評価しました。

津波、地震、火山噴火がいつ起きてもおかしくない日本で原発を動かすことなど、論外だ と改めて感じました。そしてどんなときにも人為的な事故は必ずつきまといます。事故が起きたら取り返しのつかな原発から即刻、手を引くべきだと強く思いました。

 

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