私は、7月3日の「3の日行動」で、地元の日本共産党の発行したビラを示し、所沢にオスプレイが「離発着しているのではないか?」と訴えました。
このビラの内容を裏付ける記事が東京新聞の7月4日付けに掲載されました。
この記事によれば、所沢市が「3日、午後6時20分ごろ米軍所沢通信基地に離着陸」したことを発表。埼玉県は「オスプレイの県内の離発陸は初めて」とし、しかも事前通告はなかった と発表したそうです。埼玉県基地対策協議会が事前通告がなかったことに抗議し、説明を求める「要望書」を防衛相に提出したと報じています。
日米地位協定では、米軍に(日本の)国内法は適用されず米軍の行動を規制することは出来ない と正に植民地と同じ扱いの地位協定を解説しています。米軍基地監視団のリムピースの類編集長は「着陸できる場所があれば、どこでもオスプレイの飛行訓練の場所になっている可能性がある」と述べています。
記事のタイトルが「すぐそこに米軍」、それが今の日本の実態です。いつでも、どこでもオスプレイの飛行訓練場になっていることを示しています。平和を守り、平穏な生活を守るためにもオスプレイ飛行訓練に自治体も、市民も危機感をもって米軍に抗議すべきだと思います。
5日付けのしんぶん赤旗です。
日本共産党は、塩川衆議院議員 、埼玉県議団などが防衛省に対し、「政府として抗議するよう」申し入れたと報じました。しかし、アベ政権は逆にオスプレイを自衛隊に配備する考えです。所沢市議団、狭山市議団は、所沢・狭山市長に対し「オスプレイの飛行中止を求めるべきだ」と要請しました。
住宅密集地や公共施設のある市の中心地でオスプレイの飛行訓練を繰り返す米軍の暴挙は許せません。市民が声を上げて、アメリカに、日本政府に 抗議と反対の声を届けましょう。