7月7日、七夕です。何となく未来に夢を繋ぎたくなる日で、七夕飾りの短冊に願い事を書くのが習慣でした。でも、今年は憂鬱な気分で七夕の週末を迎えました。
ひとつは列島各地を襲った災害です。
犠牲になられた方のご冥福と被災された方にお見舞いを申し上げたいと思います。
地球温暖化の影響か、日本が熱帯化しているような気がします。列島の各地で集中豪雨がおきています。今回だけでなく、最近は毎年起きて、しかも甚大な被害をもたらしています。今年は、梅雨らしい気候でなく一気に梅雨明けが明け、その上、熱帯のような豪雨が各地で続いています。素人目に見ても気象現象が異常です。この豪雨、早く収まって欲しいと思います。
もう一つは、6日に執行されたオウム事件の死刑囚7人の死刑執行です。
オウム事件の真相を闇に残し、死刑執行は如何なものか など世論も様々です。でも、これでオウムの真相はわからず仕舞いになるでしょう。
私自身は、死刑制度自体に反対です。ひとがひとをさばき、あまつさえ、命さえ奪うことに納得ができません。世界でも死刑制度がある国の方が少数だと言われています。
死刑執行に関してはいろいろのことが言われています。「平成の時代に起きた凶悪犯罪の結末は平成で終わらせる」から、アベ政権の悪政の眼をそらすために使われたのでは・・まで色々です。でも、時の政権の意向を汲んで7人もの死刑が執行されたのは事実のような気がします。
そんなこんなを考え、今週末は、天気と同じように憂鬱な気分で過ごしています。