西日本の洪水被害の報道と併せて、俳優の加藤剛さんが亡くなられたと報じられました。
今日の東京新聞の記事です。
ご自身の戦争体験から「戦争だけはゴメンだ」「平和憲法を守らなければ・・・」と活動されていた方です。
記事に「評伝」を読んで、改めてその生き方に共鳴を覚えました。そして、何よりも、加藤剛さんが私と同じ歳なのに驚きました。
先日、亡くなられた歌丸師匠も同じ歳でした。幼少のころ、戦争を体験した方々が次々に亡くなり、とても辛いです。反面、戦争体験もなく、戦争の惨禍から学ぼうとしない政治家が多くなり、しかも、声高に「戦争する国つくり」を煽っている様子に危機感を覚えます。
私の同世代の方が亡くなる。私も日ごとに残された期間が短くなる。やるせない気持ちです。
だからこそ、戦争の悲惨さを現代に伝えなければ…と思い、今年も「所沢・平和のための戦争展」の実行委員に加わっています。私の出来ることは、ごくわずかですが、それでもやり続けなければと思います。加藤剛さんの訃報に接し、ご冥福を祈りながら、自分がすべきことを再確認しました。