7時のNHKのニュースを見たら、「森友学園」問題でいろいろのことがあったことを知りました。
森友学園問題で国会答弁に立っていた佐川国税庁長官が辞任することになったと言う。
国会答弁当時は、理財局長で、その後、安倍政権が、「適材適所」と称して、国税庁長官に昇進した方です。「森友学園」問題のデータを改ざんしたのではないか との疑惑の中心にいた方です。
その後のニュースで近畿財務局の職員が自殺していたとニュースを報じました。
森友学園への国有地払い下げ価格を大幅に減額した交渉にあたったと言われる方です。病気休職中とのことですが、安倍昭恵夫人がらみで「神の声」に逆らえず、値引きしたのかも知れません。そのことが大問題になり、悩んだ末の自殺かもしれません。
7時40分からは、麻生財務大臣の記者会見の模様が放映されました。
佐川長官辞任については、「本人からの辞任申し出」「公文書管理が不適切」の理由で辞任を認めたと言いました。そんな方を、「適材適所」で国税庁長官に抜擢したのは安倍総理、麻生大臣だったのです。
一連の報道を見ていて、そこには任命責任は感じられません。近畿財務局は自殺の原因については、「職員のプライバシー」として言って一切答えいないそうです。
何よりも、森友学園をめぐる安倍昭恵さん、鴨池夫妻との関係については一切触れていません。データの改ざん疑惑も、職員の自殺も、森友学園をめぐる不可解な動きの中で起きた事件です。それらを解明せず、佐川長官辞任で幕引きをすることなど許せません。また、鴨池夫妻の拘留が、200日を超えると言う異常に長期にわたっています。これとても、政権の意向を反映して、口封じのために拘留を長引かせているとも言われています。
いろいろの事件を見るにつけ、本当に辞めなければいけないのは、安倍総理や麻生大臣だと思います。政権の意向を受けての幕引きでなく、一切の事実を公開して、事件の真相を解明して欲しいと思います。