今週号の日経ビジネス誌2017.10.23号の特集は、「後悔しない航空&ホテル」。
毎年楽しみにしている恒例のテーマです。
5000人のビジネスパースンに聞いた満足度ランキング。
なるほど、納得です。
まずは、航空会社のベスト5。
JALと.ANAが首位をめぐる攻防を展開しています。
国内線では、JALとANAが拮抗。
1位 JALグループ 187.2
2位 ANAグループ 183.7
3位 スターフライヤー 150.0
4位 フジドリームスエアラインズ
5位 ソラシドエア
一時期、ANAのJAL化、JALのANA化現象が見られましたが、
脱大企業病に向けての取り組みを両社で進めているようです。
国際線
1位 カタール航空 207.5
2位 ANAグループ 206.2
3位 JALグループ 204.8
4位 シンガポール航空
5位 ターキッシュエアラインズ
カタール航空は、昨年7位からトップに大躍進です。
ちなみにビジネスクラスではANAが1位、エコノミークラスではJALが1位です。
米国では、2000年に10社あった航空会社が、なんと4社に集約、M&Aとなっています。
やはり、LCCとの競争激化、寡占化の進行が進んでいるのだと思います。
そして、ホテル。
まずは、ビジネスホテル編のランキングです。
1位 カンデオホテルズ 161.5
2位 リッチモンドホテルズ 133.3
3位 三井ガーデン 131.3
4位 ドミーイン
5位 ホテルニッコー&JALシティ
6位 モントレグループ
7位 ダイワロイネットホテルズ
8位 ホテルグレイスリー
9位 阪急阪神第一ホテル
10位 チョイスホテルズ
ちなみに東横インは57.6ポイントで27位、アパホテルは27.8で35位の最下位でした。
シティホテルでは、やはりリッツカールトンがぶっちぎりのトップでした。
リッツは、昨年の4位からトップにジャンプアップ。
1位 ザ・リッツ・カールトン東京 239.6
2位 ホテル椿山荘東京 219.3
3位 コンラッド東京 203.9
4位 ホテルオークラ
5位 グランドハイアット
6位 パークハイアット
7位 帝国ホテル
8位 ペニンシュラ東京
9位 セルリアンタワー東急
10位 ザ・プリンス パークタワー東京
なかなか納得のいく結果だと思います。
働き方改革の流れの中、サービスの水準を維持、向上させるのは大変だと思います。
航空会社、ホテルの市場争奪戦は、まだまだ続きます。