京という空間に、どっぷりと浸かり、江戸に戻ってくると、その街の風景がコペルニクス的に変わります。
まるで、外国から日本に帰ってきた時の違和感です。
ある意味、京都という町には、歴史の重層と歴史文化を空間に刻んできたという陳腐なまとめになってしまうのですが・・・。
政治・経済・ビジネスを主体とした機能的な都市TOKYO。
文化・歴史を主体とした人間的な都市KYOTO。
ちょっと教科書的ではありますが、
どちらも、とても魅惑的な街です。
経営コンサルタントの大前研一さんが、首都機能移転について興味深いことを書かれていました。
首都機能、政治機能を京都に戻し、「本京都(ほんきょうと)」とする。
ある政治家が大阪都構想を打ち出したことがありましたが、ちょっと魅力不足。
やはり、京の都です。
語呂的にも、東京都と本京都で、なかなか良いと思います。
京都の路地(ろーじ)・・・人を魅了する風情でいっぱいです。
いつまでも、続いてほしい京の都です。