広島県呉市(くれし)に行ってきました。
中心市街地「れんが通り」は日曜日でも人通りが少ないです。
政府や首相は、「地方再生」を打ち出していますが、日本の地方都市は、どこも活力が失われている所が多いです。
帝国海軍の海軍鎮守府、海軍工廠の設置で、戦前は「東洋最大の軍港」と呼ばれていました。
当時は、人口40万人。
敗戦後は、造船業、製鉄業などの平和産業が興りました。
また、海上自衛隊呉総監部が設置されました。
しかしながら、人口の減少が続き、広域合併などをしたものの、2024年は19万人になってしまいました。
さらには、日本製鉄の製鉄所の閉所が決まり、数千人の雇用が失われることになります。
跡地には、防衛省の施設が入るとのことです。
呉市・・・人口減少が続く地方都市、まさに日本の縮図です。
これまでのように、産業や工場の誘致だけでは、この先厳しいと思います。
大学や研究施設などの機関、半導体やソフトウェアなどの先端産業が進出されればいいなあと思います。
それとも「戦略的に縮む」ことを推進して、小さくともサバイバルできる町にしていかなければなりません。
がんばれ!呉市