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ニッポンが輝いた大阪万博1970 デザインプロジェクト展 東京国立近代美術館で開催中

2015年04月01日 | 美術館・アート

東京・竹橋の東京国立近代美術館で「大阪万博1970 デザインプロジェクト」が開催されています。

今から、45年前、大阪万博を訪れた方には、懐かしい、そしてニッポンのパワーを思い出させる素敵な展示だと思います。

「こんにちは~こんにちは~世界の国から~」・・・三波晴夫さんの歌が聞こえてきます(古い~)。

若い人に大阪万博の話をすると、言われてしまいます。

「わたしは、まだ生まれていませんでした・・・」(笑)

この万国博覧会に行った方は、おそらく昭和36年より前に生まれた人だと思います。

年金支給開始年齢が、まだ65歳になっていない人たちです。

母に連れられ、新幹線に乗って嬉しかったこと・・・人がたくさんいたこと、行列したこと・・・を思い出します。

 

1970年、昭和45年に大阪千里で開催された万国博覧会。

テーマは「人類の進歩と調和」・・・

当時は、「環境」という言葉が、まだ一般的ではありませんでした。

(結果論としては、人類は、進歩しても、あまり調和はしなかった・・・ということでしょうか!?)

 

この万博、実に6421万人が来場・・・日本人の二人に一人以上が、この人工的なパビリオン群を訪れました。

広告代理店電通がプロデュース・・・経済成長を続ける日本を世界にアピールする場として大きな成功をおさめたのです。

岡本太郎さんデザインの太陽の塔

エアドームのアメリカ館

北斎のイメージのオーストラリア館

天に届くような塔のソ連館

エアドームのガス館

上から見ると桜の花びらに見える日本館

シックなフランス館

人気の三菱未来館

・・・本当に懐かしいパビリオンです。

パビリオンという言葉も、大阪万博から使われているのではないでしょうか。

 

今回の展示では、当時の最新デザイン、ホステス・ユニフォーム、ピクトグラム、ポスター、記念切手、記念コイン、横尾忠則さんや真鍋博さんのポスターがディスプレイされています。

 

イケイケドンドンの当時のニッポンの空気が、よく伝わってくる美術展。

大阪万博の記憶のある方は、ぜひとも訪れたい美術展です。

本当に懐かしいニッポンの一時期を思い出させてくれます。

この美術展・・・5月17日までです。

(来週の4/5、そして5/3の日曜日は無料観覧日です)

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