能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

フェラーリ カリフォルニア・・・ド派手なアメリカン仕様の跳ね馬・・・イタリアンレッドがまぶしい!

2015年05月13日 | アート・文化

二子玉川ライズショッピングセンターでコーンズ社が「フェラーリ カリフォルニアT」を展示していました。

イタリアンレッドがまぶしい!

この車を乗りこなせるのは、プロスポーツ選手か芸能人・・・。

そんなド派手なフェラーリです。

店員の方に伺ったところ、この車は、フェラーリカリフォルニアの二代目とのこと。

2400万円ぐらい・・・郊外のワンルームマンション一戸分。

フェラーリにしては、ちょっと小ぶり・・・。

いかにも米国で受けそうなスポーツカーです。

広告代理店時代、一年上の先輩から、「ある事」を頼まれたことがありました。

その先輩は、水泳のトップアスリート。

小さなころから、プールでぶち込まれ泳がされてきたとのこと・・・。

もうちょっとでオリンピックの代表選手というところまでたどり着きました。

が、大学を卒業し、広告代理店に入社。

そして、結婚。

「ある事」とは、「俺は水泳で青春がなかったので、せめて結婚する前にフェラーリを買いたい。今度、妻になる彼女を説得してくれ!」というもの。

「俺って、昔、スーパーカーオタクだったんだよね」

え~っ、結婚するんであればマンションを買ったり、家具や貯金にお金を使うんでは???

でも、先輩は大真面目。

しかたなく、書店に駆け込み、フェラーリ本を大量購入。

奥さんを説得するために「今、なぜ、旦那さんがフェラーリを買わなければならないか!?」という理論武装をした次第です(笑)。

フェラーリ創業者のエンツォ・フェラーリは、アルファ・ロメオのテストドライバーであったこと

そのアルファ・ロメオを離れベンチャー企業フェラーリを創業

無謀にもF1でアルファ・ロメオに挑戦したこと

そして、苦難の末、大企業アルファ・ロメオに勝ったこと

国を代表するF1グランプリ・・・当時は広告カラーではなく、国ごとに決まったナショナルカラーを付けて走っていたということ・・・

英国はモスグリーン、フランスはフレンチブルー、ドイツはシルバーメタリック、そして、イタリアはイタリアンレッド・・・血の赤。

ちなみに日本は白に日の丸・・・。

そんなことを一所懸命覚えたことを記憶しています(笑)。

 

そして、ついに、先輩はフェラーリを購入。

当時、ドイツのホテルのオーナーから購入。

フェラーリ308GTB

イタリアンレッドが眩しい8気筒のフェラーリ(フェラーリは基本12気筒です)。

車内に入ると皮の匂い・・・黒革のシートは固く、背中にはミッドシップエンジン。

F1マシンのように、シートの後ろにエンジンが搭載されています。

背中から伝わってくるエンジン音・・・。

フェラーリのエンスー(昭和の用語デス)は、きっとこれがたまらないんだと思います。

ラジオも付いていない走るためだけのスポーツカー・・・。

スゴイ車だと思いました。

価格は、当時、中古のマンション一軒分。

このマシンに乗っけてもらい、銀座に出かけた時、夜の灯の中に浮かび上がるイタリアンレッド・・・幻想的・・・まさに芸術作品でした。

ふと、

そんなことを思い出したフェラーリ・カリフォルニアTのイタリアンレッドでした。

 

ブルーのロールスロイスも・・・。

こちらも、ド派手!

クリスタルのフライングエンジェルが素敵でした。

コチラは、中国の大富豪や、アラブの石油王の方にお奨めです(笑)。

フェラーリロールスロイス・・・

ミニバブルの予感がした週末でした。

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