能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

二子玉川プロジェクトに見る「ネオ東京都市論」・・・田園都市ニコタマにオフィスビルを建てるということ

2015年05月12日 | マーケティング

進化を遂げつつある二子玉川。

以前は、のどかな自然が残る、ごく普通の農地、住宅地だったところに、

玉電が走り、

遊園地が出来、

都市の膨張とともに人口が増え、

百貨店が出来

駅ビルと商業施設が出来、

ターミナル駅としてのポテンシャルが高まってきたニコタマ。

そこに出来上がった時代の最先端の商業施設・・・。

二子玉川のプレゼンスが大きくなりつつあります。

ル・コルビジェが描いた未来都市・・・その絵コンテがオーバーラップしてきます。

日経新聞や日経ビジネスでも、新しい二子玉川の存在意義について取り上げています。

 

日本経済新聞2015.5.11朝刊11面「経営の視点」

「ポスト大衆社会の街づくり」

「私鉄の脱・小林一三戦略」

「住みたいだけでなく働きたい街」を目指す(野本東急電鉄社長)」

楽天本社や楽天グループ企業がライズ・ショッピングセンター内の30階の高層ビルに移転し、一万人が働く街に変わるとのこと。

これは、日本の私鉄ビジネスである阪急電鉄の「小林一三モデル」の転換を意味しています。

私鉄を大都市から郊外に引っ張り、均質的な住宅地を造成、都市部にはターミナル駅と百貨店、郊外に娯楽施設を造るという鉄道モデル。

ここから、「職住接近」ならぬ「職住一致」を目指すというものですから、まさにコペルニクス的転回です。

「ニコタマの最大の競争力は自然と人というソフトだという。隣を流れる多摩川と河原の公園。街を歩くハイクラスの消費者。普通のオフィス街とは異なる環境がアイデア勝負の企業にはプラスに働くと野本社長は説く。」

 

日経ビジネス2015.5.11号

「東急、職住の都心回帰に一矢」

「一度は挫折、職住近接構想」

東急グループが進める二子玉川プロジェクト、武蔵小杉プロジェクト、小田急電鉄が進める代々木上原プロジェクトなど、私鉄沿線の新たな取り組みが進む東京。

湾岸エリアだけではない、新たな都市づくりの舞台装置が整いつつあります。

新しい都市コンセプトに魅かれ、東京で住みたい街のトップ10に入ってきそうなニコタマです。

行列の出来るレストラン・・・100本のスプーン

もちろん、楽天カフェもオープン!

蔦屋家電!

http://blog.goo.ne.jp/tomitomi111/e/f74e27cf1f1afde2cac7dd8203b696fe

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