能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

今朝の日経朝刊は新型コロナウィルス記事一色・・・世界経済から雇用、文化、教育、家庭、ジェンダーまで

2020年05月04日 | 本と雑誌

休みの日の朝、日経と地方紙を丹念に読むのが、とても楽しみです。
仕事のある日は、日経の奇数面しか読まないのですが、今朝は1時間かけて全頁をゆったりまったり読むことが出来ました。
デジタル版もいいですが、やっぱり紙の新聞・・・読み応えアリです。

そういえば、金融機関に勤める友人は、月曜日の日経、休日の日経を読むと心が癒されると言っていました。株式欄もないし、特集記事はあるし、あたふたすることがないから良いとのことでした。

5月4日(みどりの日)の日本経済新聞朝刊は、新型コロナウィルス一色。
コロナ禍の中、最大量のコロナ記事が掲載されています。
世界経済から雇用、文化、教育、家庭、ジェンダーまで・・・これでもかと日経記者の腕まくりの姿が目に浮かびます。
読むうちに、コロナを巡る現在の状況が包括的につかめました。
ぜひ目を通していただきたい日経朝刊です。

一面トップ 従業員業種超えシェア 連携し雇用下支え ヒルトン→アマゾン 外食→アリハバ


「データの世紀」 新型コロナ、止まらぬ情報汚染 有害デマ、視聴1億回超


「春秋」 コロナ時代の部下との面談、対話、コミュニケーション


「社説」 コロナ禍が問うもの 民主主義の理念や基盤守りたい


「きょうのことば」 基本的対処指針 感染状況、政府の対策示す


「パンデミックに挑む」 女性政治トップ(蔡総統・メルケル首相・アーダーン首相)説明丁寧に いのち守る決断力に指示


バークシャー、米航空株手放す バフェット氏「世界変わる」


「経営の視点」 コロナが変える店と客 信頼し支えあう「親友」に


新人の在宅研修、知恵絞る コロナで対面指導できず そごう西武、凸版印刷


「核心」 コロナ禍に舞うヘリマネ 再生へ株式になお役割


「FT」 IT系の雇用環境続くか


コロナ共存へ「遠隔」テック クラスター・グラファー


知見・資金を融通 産学連携大型化 コロナで縮小懸念


「経済教室」 救急・救命体制の維持 最優先


医療従事者に心身の余裕を 米アトランタのコロナ抑え込み


「教育」 留学の意義問い直しを 国際教育交流 コロナで危機


「学ぶ 磨く 育つ 18歳プラス」 危機に学び 備える
・池上彰さん「将来の目標 じっくり考える時間に」 お薦めの書籍「ペスト」カミュ
・増田ユニヤさん「楽しみを膨らますことも大切」 お薦めの書籍「感染症と文明」山本太郎
・パックンさん「変わる社会 参加のチャンス」 お薦めの書籍「アンネの日記」


「Woman@Work 女性」 夫婦の分担 今こそ見直し 新型コロナで外出自粛、家事負担増加


18面全面広告「持続化給付金」経済産業省


「文化」 災厄が問う表現の根源 疫病の文明論 描かれた恐怖 中野京子さん

最終面の「文化」の中野京子さんの記事はなかなか秀逸。
久々にムンクの名作「病める子」を観ることが出来ました。
「今後、画家たちはこのパンデミックを、どのように描くのだろうか?」という締めの言葉・・・アーティスト、ミュージシャンの創作活動にも大きな影響を与えそうです。

ビフォアコロナ、withコロナ、アフターコロナ・・・。
時系列で考えていかなければならない時期になってきたように思います。


人類史は、いわば絶望的とも思えた感染症、パンデミックを乗り越えてきた歴史。
黒死病を乗り越えてルネサンスが開花したように、このコロナ禍のあとのアフターコロナには、新しい文化やライフスタイル、ビジネスが登場すると思います。
また、自らの生きざまや生き方もシフトしていかなければならないと思います。
人類、社会が、より良い方向に行くことを願うばかりです。


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