能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

国立新美術館「カリフォルニア・デザイン 1930~1965」in六本木 雑誌ポパイを思い出します 

2013年05月12日 | 美術館・アート

カリフォルニア・デザイン 1930~1965 モダンリヴィングの起源


国立新美術館で開催中の「カリフォルニア・デザイン 1930~1965 モダンリヴィングの起源」を観るために六本木まで行ってきました。

乃木坂駅からは、直結の通路がありとても便利です。

この新美術館は、1997年にオープン。

黒川紀章さんの設計とのこと。ガ

ラスを多用しRをいたるところに取り入れたモダンな外観です。

Img_0632 Img_0631
とにかく広い・・・。

美術界の晴海展示場といった感じです。

コレクションを持たないこの美術館は、ナショナルアートセンターとの位置づけ。

企画展を中心に運営されています。

おしゃれなカフェやレストランもあり、ミュージアムショップも充実しています。

Img_0629

この国立美術館もキャンパスメンバーズという制度をとっており、ここに入っている大学は団体料金で企画展に入れます。

もちろん、放送大学の学生証を提示、ちょっと得した気分になりました。

Img_0630

カリフォルニア展では、流線型の銀色に輝くトレイラー、AVANTIという4人乗りクーペなどの実物がお出迎え・・・

カリフォルニアの青い空が思い出されます。


全部で4つのエリアで構成されていました。


1.カリフォルニア・モダンの誕生

2.カリフォルニア・モダンの形成

3.カリフォルニア・モダンの生活

4.カリフォルニア・モダンの普及


思想や哲学を重視するヨーロッパ的な重厚なスタイルではなく、きわめてアメリカ的な合理性、陽気さ、実務実践が感じられました。


住宅、家具、デスク、椅子・・・特に、椅子は作家のインタビューDVDなどともに現物が展示。

今、世の中のリビングにある椅子の原点が見て取れました。

こうなると、美術家というよりは、工業デザイナー、職人といった感じです。


米国のデザインの原点を想いながら、お茶して帰路につきました。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 経営センスの論理 楠木健著... | トップ | 神楽坂 今日は昼から愉快な... »
最新の画像もっと見る