最近、広島市にも高級食パン店の出店が増加しています。
戦国時代とは言えないものの、明らかに競争が始まっています。
単価は、800円~900円程度。
食パン単品という業態・・・大丈夫かなあ。
出店コストが安いとか、売り切れ御免で人件費を抑えるとか、変動費で損益を調整するとか、全国展開で材料費を下げるとか、いろいろ理由があるのだと思います。
「高級」だけでは差異化できないため、当然にマーケティングやプロモーションの工夫が必要です。
日経の記事で読んだのですが、高級食パン店の開業指導をするコンサルタントもいるそうです。
高級食パン狂騒曲、いつまで続くんでしょうか?
地域に密着しファンを創造し評判を高めれば生き残っていけるんでしょうが、それは限られた店舗だけです。
業態を変えていくのか、単品から複数のラインに拡大していくのか・・・難しいところです。
一世を風靡したタピオカ店も、今や閑古鳥・・・。
消費者というのは、本当に気まぐれです。
ただ、このコロナ禍の中、「非接触」「移動なし」といったキーワードの中にビジネスチャンスがあるはずです。
商売の難しさ、大変さ・・・。
進化論を説いたチャールズ・ダーウィンも言っています。
「強いものが生き残るのではない、頭のいいものが生き残るのではない。環境に適応できるものが生き残るのだ。」