能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

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65歳以上の高齢者は3640万人で人口の29.1%・・・世界一の超高齢社会ニッポン 今日は敬老の日・・・喜ばしき日です

2021年09月20日 | 社会・経済

総務省の人口推計によると、65歳以上の高齢者は3640万人。

人口の29.1%とのことです。

昨年より22万人の増加。

男性が1583万人、女性が2057万人・・・おじいちゃんより、おばあちゃんの方が元気で長生きなんですね。

世界一の超高齢社会のニッポン。

国連のデータで見ると、高齢者の比率は次の通りです。

3位 ポルトガル 23.1%

2位 イタリア 23.6%

1位 日本 29.1%

わがニッポン、ダントツの1位です。

ラテン系の国であれば、最後まで人生を満喫する、ストレスがないというイメージ・・・ステレオタイプですかねえ(笑)。

でも、ニッポンは、真面目で、働き好き・・・それでも1位。

すごいことだと思います。

そして、高齢者の4人に1人が働いているとのこと。

そういえば、最近ファストフードや小売店でもご高齢の方がレジに立たれている姿を見ます。

生涯現役・・・見習わなければなりません。

 

OECDのデータでは、高齢者の就業率は、次の通りです。

イギリス 10.5%

カナダ 12.8%

米国 18.0%

韓国 34.1%

日本 25.1%

働く高齢者も、世界でトップクラスです。

「死ぬまで働かせるのか」という声もあるようですが、少しでもお金を稼ぎ続ける、社会との接点がある、健康の維持など働くメリットは十分にあると思います。

作家の五木寛之さんの言葉・・・「老人には、教育と教養が必要だ」。

老人には、「今日、行く所」と「今日も用」があることが必要だということだそうです。

であれば、「働く」ことは、それらの条件を満たしていることになります。

敗戦後、再び「坂の上の雲」を目指して、ひたすら頑張り続けた日本国民。

その精華としての世界一の長寿国、自由主義と民主主義を謳歌できる国になりました。

年寄りにも居場所がある、働く場所がある、若者も頑張る、こどもも増え続ける・・・今の平和を満喫するとともに、日々の積み重ねが大切だと思います。

 

少子高齢化やイノベーションが産まれないため、国際競争力が落ちている、世界市場シェアが低下しているといった評価もありますが、それでも、世界第3位のGDPを有するわが国。

もっと自信を持って良いのかもしれません。

長生き国家、自由主義と民主主義、歴史と伝統を持ち、世界の平和に貢献し続ける国家・・・誇り高く胸を張っていけば良いと思います。

 

今日は敬老の日。

大先輩であるおじいちゃん、おばあちゃんの声に耳を傾けたいと思います。


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