「原爆が落ちた」という表現を聞き、憤りを感じるのは自分だけではないと思います。
原爆は、意図的に「落とされた」のです。
米国の第二次世界大戦後の勢力図、バランスオブパワーを見据えた国家戦略により、原子爆弾を落としたのです。
それにより、14万人以上の市民が命を失うことになるのです。
東京大空襲も10万人以上の市民が尊い生命を失っています。
勝つためには、根こそぎ殲滅するアングロサクソンの前に打ちのめされたということだと思います。
現在、広島にある平和公園は、原爆が落とされる前は市内最大の繁華街・・・映画館やカフェ、商店街がありました。
その横に架かるT字型の相生橋が、原爆投下のターゲットにされたのです。
その中で、なんとか骨組みだけを残したのが、旧産業奨励館、いわゆる「原爆ドーム」です。
これは、チェコの建築家、ヤン・レツルによって設計されましたが、原爆投下により一瞬の間に炎の中に消えてしまいました。
途中、取り壊しの計画も出てきたようですが、それを今まで保存したことは大正解だったように思います。
日本を代表する建築家丹下健三氏によって設計された広島平和公園・・・。
噴水です。
水を求めて亡くなった人々を想って作られました。
平和のツル・・・です
最近、妙にさまざまな事に感動する昨今です。