最近、「リスキリング」という言葉が流行っています。
Reスキル・・・再びスキル(能力)開発するという意味です。
DXやデータサイエンス、テジタルなどのICTの進展の速さに追いつくために「学び直し」ていかなければ時代に取り残されるといったニュアンスもあります。
PythonやRを学ぶために学校に通いはじめた友人もいます。
さらには、ドローン・スクールに通い始めてドローンの基礎的な操縦を習得した友人もいます。
すごい!
「リスキリング」が比較的短期に集中して学び直すのに対し、中長期で学んでいくというのが「リカレント教育」。
社会人が大学や大学院で学ぶというスタイルが中心です。
経営やマネジメントだけではなく、哲学や歴史、文学などを学ぶ社会人学生もかなり存在します。
「学ぶ」ことは新しい発見があり、実に楽しいものです。
OECDの調査では、リカレント教育は欧米諸国の社会人学生が平均して16%程度在学しているのに対して、日本ではわずか2%。
圧倒的に少ないです。
シリコンバレーのスタートアップ企業では、Ph.Dや博士、ダブルマスターがゴロゴロいます。
東大法学部を出て官僚になり国際会議に出ても、相手となる欧米諸国の官僚はこれまたPh.Dや博士、ダブルマスターがゴロゴロ・・・。
国際的な交渉で主導権を取ることは難しいと思います。
放送大学に入学して20年・・・。
選科履修生などを経由して今は全科履修生・・・途中、大学院に入り無事修了、修士(学術)の学位もいただきました。
「生きる」とは「学び」続けていくことだと思います。
そして、その「学び」を実践に活かしていくことが大切です。
学校時代の勉強は、Study・・・でも社会人の学びは「ラーニング」と「エクスピアリアンス」が重要です。
ただ、本を読んで講義を聞いて記憶して再生するだけではなく、遊ぶように学ぶラーニング、見て聞いて話して行動するというエクスピアリアンスがポイントになると思います。
カッコよく言うと「理論」と「実践」の融合ということになります。
今年は初心に立ち返り「管理会計」の勉強を開始します。