広島市の中心部にあるひろしま美術館。
現在、特別展「オディロン・ルドン展・光の夢、影の輝き」が開催されています。
幻想的でシュールな表現力を持つルドン(1840年~1916年)。
19世紀後半のフランス象徴主義を代表する画家です。
日本で言うと、江戸時代にフランスに生まれ、第一次世界大戦後に亡くなりました。
モノクロームの不思議な世界からはじめ、後半生はパステルを使った色鮮やかな世界を描きました。
テクノロジー、科学技術の進化、進展が進んだ時代。
ルドンは、同時代の芸術家、植物学者、文学者らとの交流を通して、自身の画風を確立していきました。
代表作の「ペガサス」は、ひろしま美術館所蔵の作品です。
大好きなルドンやムンク・・・欧州の光と影が伝わってきます。
なかなか素敵な企画展でした。