広島県、岡山県、北海道にも緊急事態宣言発出・・・5月31日までだそうです。
コロナ変異種の拡大が続いています。
この一年間のみんなの自粛、努力も報われず、またまた我慢の日々を送ることになりました。
エビデンス、サイエンスのないまま思いつきの小手先の対策を打ち出す・・・日本はもはや科学立国ではなくなったように思います。
営業時間の短縮や酒提供の中止など中小飲食店やサービス業では廃業が続いています。
ワクチンもなければ、クスリもない・・・頼りは、マスク、手洗い、三密回避、換気だけ。
気合と根性、タケヤリで戦うしかない、まさに、コロナ敗戦です。
しかたない、しょうがないですね(涙)。
日本にもオードリー・タンがいればなあ。
あるオフィスビルの張り紙。
冷房効率が悪くなるので、窓を開けるなと書いてあります。
???
確かに窓を開けると、エアコン、冷暖房の効率が悪くなります。
ノンカーボン、脱炭素、地球温暖化にも繋がります。
オフィスビルの電気代や燃料代も上がることになります。
でも、コロナウェルスからの感染防止のために現在必要なことは、マスク、手洗い、三密回避、換気と言われています。
たくさんの人たちが働くオフィスビル・・・クラスターが発生するかもしれません。
コロナ感染防止か?冷房効率か?・・・難しい問題です。
このオフィスビルの空気の循環システムを調べることも大切ですが、一般的には同じ空気がビル内をぐるぐる動いているのでしょう。
となると、換気は不十分ということになります。
個人的には、緊急避難的な対応が必要だと思います。
ロジカルに考えると、緊急事態宣言の期間中は、窓の開放を認めます・・・といった人命尊重のスタンスが求められていると思います。
コロナ禍の中、視野が狭くなり、ともすると思考停止状態になりがちです。
時間がある今だからこそ、熟考していかなければならないと思います。
SDGsの世界でも、バッヂをつけたり、ホームページで訴求するだけの「なんちゃってSDGs」「SDGsウォッシュ」がたくさん見受けられます。
オリンピック・パラリンピックの開催の有無についても、普通に考えれば中止か延期ということになるとは思います。
この国のリーダーも悩んでいると思います。
中止や延期となった際の天文学的数字のサンクドコスト、埋没原価のことを考えれば、人命尊重で止めるという選択肢が打ち出せないのかもしれません。
個人的には、トレーニングを積み重ねてきたアスリートファーストで無観客試合であれば実施可能だと考えているのですが・・・。
ソフトバンクの孫さんや楽天の三木谷さんは、オリパラの開催は自殺行為とまで言われているそうです。
ネットの論調では、現代のインパール作戦としているネガティブ記事もあります。
やっぱりコロナは関係なく、無理やり開催ということになるんでしょうか。
窓を開けるか?開けないか?
コロナ感染防止か?冷房効率か?
オリパラを開催するか?中止するか?
本当に難しい問題です。
残された時間は、あとわずか・・・。
五輪まで、わずか69日間。
この国やIOCのリーダーは、どういう意思決定をするのでしょうか?