リハビリがお昼少し前から開始するので、その前に書いていく。リハビリをやっていて、初めて知ったこと。リハビリの先生方の家庭訪問。患者が退院して、自宅で再び生活するとき、段差のものを上手に一人で超えられるか、どこに手すりを設けたらいいか、補助台の設置など、実際に現場を見て、アドバイスするそうだ。そんなこと全く知らなかった。それを聞いたとき、「それを拒否できるの?」と聞き返した。どの位、拘束力があるのか。病院、リハビリの指導者という権威ある者に従わざるを得ない空気はいやだった。「他の人たちは、どうだったのか。」「人それぞれの事情があるので、もちろん強制ではありません。」ということで私は断った。そこに、あそこに、これを設置した方がいい、と言われて、断りにくい空気になるのもいやだ。私たちは、あくまで二人で検証 して、取捨選択して取り付けようと思っている。家庭訪問はなし、ということになって、ではせめて、玄関の上がり框や階段の高さなどを計測して、それに合わせ想定した道具を使って、練習しようとなった。リハビリ室にある浴槽はクリアした。お風呂も、今までシャワーのみだったが、浴槽に体を沈めることも学習している。要は、転倒には気をつけること、これに注意を払って風呂慣れしていった。家での様子をいつもシミュレーションしている。