人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ジェフリー・ディーヴァ―著「007 白紙委任状」(上)(下)を読む

2014年12月26日 07時01分56秒 | 日記

26日(金)。わが家に来てから90日目を迎えた毎日が冬休みのモコタロです 

 

          

          スポンサーのご主人様は今日が仕事納めだと言ってたけど 帰り遅いんだろうな

 

  閑話休題  

 

ジェフリー・ディーヴァ―著「007 白紙委任状(上)(下)」(文春文庫)を読み終わりました ジェフリー・ディーヴァ―の作品はこのブログでも何冊かご紹介してきました。ディーヴァ―は1950年シカゴ生まれ。科学捜査の第一人者「リンカーン・ライム」シリーズや”人間ウソ発見器”「キャサリン・ダンス」シリーズなどでお馴染みです

 

          

 

イアン・フレミング原作による「007シリーズ」は、英国の情報部員ジェームズ・ボンド(暗号名007)を主人公に、1953年に初めてこの世に出ました 第1作は「カジノ・ロワイヤル」でした。その後、ショーン・コネリー主演で映画がシリーズ化され、世界中の若者たちを虜にしました イアン・フレミングは1964年に56歳の若さで死去したため、その後はいろいろな作家がイアン・フレミング財団公認のボンド・シリーズとして新作を手がけ、それを映画化してきました 今回、世界的な作家ジェフリー・ディーヴァ―に新作の執筆の声がかかったのです

 

          

 

ボンドは、「金曜日の夜、数千人の死傷者が出るテロ計画が実行されようとしている。それを6日間で阻止せよ」という指令のもと、セルビアに来た 事件の鍵を握るのは謎の男、暗号名アイリッシュマン。謎を追って行く過程で、世界一リッチな屑屋グリーンウェイ・インターナショナル社長のセヴェラン・ハイトがテロ計画にかかわっているらしいことを突き止める 彼が側近としていたのが”アイリッシュマン”ことナイアル・ダンだった。身分を偽ってグリーンウェイ本社に招かれたボンドは、命がけの駆け引きの上、遂に計画を阻止したかに思われた しかし、自分が解決しなければならないのは、まったく別の事件であることに気が付く。さて、ボンドは限られた時間の中で本当の攻撃を阻止することができるのか・・・・・

お約束通り、どんでん返しが待っていますが、私はてっきり、ある人が”影の真犯人”ではないかと思っていて、ディーヴァ―もそのようなストーリーを展開していったので、ディーヴァ―の仕掛けを見破ったりと思っていたら、見事に裏切られました。やっぱりディーヴァ―は一筋縄ではいきません

 

  も一度、閑話休題  

 

チケットを2枚買いました。1枚は「東京・春・音楽祭2015」の一環として国立科学博物館『日本館講堂』で3月18日(水)午後7時から開かれる「N響メンバーによる弦楽四重奏曲~オール・ベートーヴェン・プログラム」公演です プログラムは①ベートーヴェン「弦楽四重奏曲第4番」、②同「同・第3番」、③同「同・第7番”ラズモフスキー第1番”」の3曲。出演は、N響のコンマス山口裕之、宇根京子(以上ヴァイオリン)、飛澤浩人(ヴィオラ)、藤村俊介(チェロ)というメンバー。チケット代は全自由席3,600円です

 

          

 

もう1枚は4月6日(月)午後7時からサントリーホールで開かれる「トヨタ・マスタープレイヤーズ・ウィーン」のコンサートです プログラムは①モーツアルト「セレナータ・ノットゥルナ」、②フンメル「トランペット協奏曲」、③ショパン「モーツアルトの『ドン・ジョバンニの”お手をどうぞ”の主題による変奏曲』、④モーツアルト「フルートと弦楽のためのアンダンテ」、⑤ベートーヴェン「交響曲第2番」です 

この臨時編成オケは2年連続で聴いていますが、少人数編成ながら迫力のある素晴らしい演奏をします。まだチラシがないので残念ながら写真はありません

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