13日(木)。わが家に来てから307日目を迎え,藁の時限爆弾を前に凍りつくモコタロです
これって時限爆弾? 振ると音がするけど・・・・・・
閑話休題
昨夕、当ビル10階のレストランAで子供たちと会食しました 毎年、夏には必ずここで食事することにしています。 8月中は料理半額サービスをやっているので経済的には助かります(どなたでもOKです).予約しておいたのは「特選黒和牛のステーキディナーコース」です まず,赤のハウスワインをフル・ボトルで注文しました
最初は冷前菜です
次はお店の自慢のエスカルゴ
そして,やはりこの店自慢の冷たいスープ”ヴィシソワーズ”
そしてメイン・ディッシュのステーキ.私はヒレ,子どもたちはサーロインです
デザートのアイスクリームはメレンゲで包んで焙ったもの
仕上げはハーブティーです
いつもは夕食の時間がバラバラでなかなかゆっくりと話をする機会がないので,貴重な時間でした.料理はとても美味しく,ワインも優しい味でした
約2時間後,エレベーターで地下に下りて地下鉄の内幸町駅に向かおうとすると,焼鳥0の出入り口付近で当社のX部長とS建設のF氏が飲んでいて,運悪く見つかってしまいました 仕方ないので,子どもたちだけ先に帰して私だけ人身御供になって残り,1時間ほど酔っぱらいに付き合いました もうイヤ こんな生活 通販生活 って昔ありましたね
閑話休題
誉田哲也著「ブルーマーダー」(光文社文庫)を読み終わりました 誉田哲也の作品は文庫化すると必ず買って読み,このブログでもご紹介してきました 誉田哲也は1969年,東京都生まれで,学習院大学卒.2002年に『妖(あやかし)の華』で第2回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞を受賞しています 「ストロベリーナイト」「ソウルケイジ」「「シンメトリー」「インビジブルレイン」「感染遊戯」「国境事変」「歌舞伎町セブン」など,多くの話題作を発表しています
池袋の繁華街の雑居ビルの空き室で全身20か所近くを骨折した暴力団組長の死体が見つかった さらに半グレ集団のOBと不良中国人が同じ手口で殺害される.かつて警視庁捜査一課の刑事だった姫川玲子は今,池袋署で刑事を務めているが,裏社会で起こっている不可解な殺人事件の真犯人を追及すべく聞き込みを続ける.残忍な手口で次々と裏社会のボスやチンピラを片付けていく「ブルーマーダー」と呼ばれる連続殺人鬼である犯人に戦いを挑む はたして犯人はどういう背景を背負った人間なのか? 何の目的で”悪の社会”にいる犯人たちを殺していくのか? なぜ,彼は「ブルーマーダー」と呼ばれるようになったのか? 彼は単独犯なのか?
主人公の姫川玲子が活躍する”姫川シリーズ”の中では,最初の「ストロベリーナイト」が断トツに面白かったですが,この作品はそれを上回る面白さに溢れています ガンテツと呼ばれる勝俣健作刑事の”姫いじり”も健在です.464ページの大作ですが,一気読み必至です 暑さと時間を忘れるエンターテインメント小説としてお薦めします