28日(金).昨日午前,池袋のサンシャイン60の7階にあるSクリニックで人間ドックの日帰り検診を受けてきました 肺や胃のレントゲン検査,超音波による内臓検査を含めてひと通り検査してもらいましたが,終わってから呼ばれ,いくつか指摘されました
「視力が落ちてます.聴力も高音部が落ちてます.ついでに能力も落ちてます」
「もともと無い能力は落ちようがないでしょう!だいいち,脳検査やってないし」
「そうでした 100円落ちてます」
「えっ,どこどこ」
「人間が卑しいですよ」
「はかったな」
ということで視力も聴力も下降線を辿っていることが精密検査の結果,判明しました 年間180回コンサートを聴く身からすると,聴力の低下は重大問題です 耳を鍛えたいと思います.でも,どうやって? ということで,わが家に来てから322日目を迎え,白ウサちゃんを兔ドック・デートに誘うモコタロです
ねえ 10万円貯まったら いっしょに兔ドックに行こうよ
さて 今いくら貯まっているかな・・・・裏返してみよう
よく見たら お金が入っていなかった 缶違いだったよ
閑話休題
大竹聡著「それでも酔ってません 酒呑みおじさんは今日も行く」(双葉文庫)を読み終わりました 著者の大竹聡氏は1963年東京生まれ.早稲田大学第二文学部を卒業後,出版社,広告代理店,編集プロダクションなどを経て現在フリーライターの立場です
この本は悪名高き『週刊大衆』誌上に2013年春から2014年秋まで連載した,酒呑みの話です この本が出る前に『ぜんぜん酔ってません』と『まだまだ酔ってません』があり,この本はシリーズ第3弾というわけです
つまり,本書は出版社からお金をもらって酒を呑んで,その失敗談を雑誌に連載して原稿料をもらうという,一見羨ましい立場の人が書いた本です しかし,『仕事として呑む』ということは,考えようによっては,呑みたくない時にも呑まなければならないわけで,その時は辛いでしょう・・・と普通には思うのですが,この人は呑みたくない時はないようです 本当によく呑みます.二次会なんて当たり前で,三次会,時には四次会まで呑んで,呑み代よりも高いタクシーで帰ることになります もっとも呑み代は出版社が出してくれるので,呑み代がタクシー代に取って代わるということなのでしょうが 本人は「ギャラより高い交通費」と詠んでいます
取りあえず生きて行くのに,読まなくても十分やっていけます 「自分はここまで呑んで失敗したりはしないよ」と優越感に浸りたいお酒好きな人にお薦めしときます