5日(土)。わが家に来てから524日目を迎え、前のコードをかじろうか、後ろのコードをかじろうか、迷っているモコタロです
さてどっちにしようかな? コードな判断が必要だ
閑話休題
昨日は、夕食に「豚肉のネギ塩焼き」と「生野菜とワカメのサラダ」を作りました 「ネギ塩焼き」はちょっと塩気が強かったような気がします それを証拠に娘が残してましたから。ネギ嫌いだし
も一度、閑話休題
当ブログ読者Nさんから戴いた「ブロワ珈琲焙煎所」のコーヒー 2袋目を開けました コスタリカ産の「カトゥーラ」という品種です。開封すると珈琲独特のいい香りが漂ってきます
美味しくいただきながら、こんなに美味しいコーヒーを焙煎している「ブロワ珈琲焙煎所」ってどんな所にあるのだろうか、とホームページ(www.blowercoffee.com)で検索してみました 千葉県館山市宮城という土地にありますが、写真を見る限り 大自然に囲まれた静かな環境のようです こういう所なら空気も水もきれいだろうな、と思いました Nさんの話では同焙煎所代表のN氏はMトラストという大手不動産ディベロッパーに勤めていたエリート・サラリーマンだったのですが、脱サラして今の焙煎所を立ち上げたそうです 一芸に秀でた者は何とか と言いますが、まさにその様な人なのだと思います。飲んでみれば分かりますが、「スタバが何だ」と言いたくなるような極上の味です あらためて二人のNさんに感謝です
最後の、閑話休題
伊坂幸太郎著「残り全部バケーション」(集英社文庫)を読み終わりました 著者は1971年千葉県生まれ、東北大学法学部卒。2000年に「オーデュボンの祈り」で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してデビューし、その後、数々の話題作を発表し吉川英治文学新人賞をはじめ多くの賞を受賞しています
岡田と溝口は、当たり屋やゆすりなど悪ドイ仕事で生計を立てている ある日、岡田が先輩の溝口に「この家業から足を洗いたい」と申し出たところ、「適当な電話番号にかけて、その相手と友だちになることを条件に認める」と言われる。岡田がでたらめな電話番号をかけると、繋がった相手は離婚寸前の男だった その男は、夫婦と娘の3人家族だったが、これから3人バラバラに生活するところだという。岡田はこの3人と一緒にドライブすることになる
第1章「残り全部バケーション」、第2章「タキオン作戦」、第3章「検問」、第4章「小さな兵隊」、第5章「飛べても8分」の5章から成る連作短編集です
『解説』を名作「身の上話」で有名な佐藤正午が書いていますが、これが伊坂幸太郎の小説に鋭い突っ込みを入れた素晴らしい解説なのです 残念ながら、それは読まなければその良さが分からないのです。ただし、伊坂幸太郎にハズレはありません 『解説』を含めて一気読み必至の小説としてお薦めします