人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

東京藝大オケ、国立音大オケのチケットを買う/「羅生門」「平手造酒」を観る

2016年04月19日 07時21分59秒 | 日記

19日(火)。わが家に来てから569日目を迎え、待望のオヤツを見つめるモコタロです

 

          

 

 

  閑話休題  

 

昨日、夕食に「肉じゃが」と「生野菜とシラスのサラダ」を作りました 「肉じゃが」はNHK今日の料理を参考にしましたが、糸こんにゃくがレシピになかったので追加しました

 

          

 

  も一度、閑話休題  

 

昨日、チケットを2枚買いました 1枚は5月22日(日)午後3時から東京藝大奏楽堂で開かれる「東京藝術大学音楽学部ホームカミングデイ」第2回演奏会です プログラムは①杵屋正邦「尺八合奏『第四風動』」、②ワーグナー「楽劇”ニュルンベルクのマイスタージンガー”より第1幕への前奏曲」、③ベートーヴェン「交響曲第7番イ長調」です。指揮は小泉和裕、管弦楽は東京藝大ホームカミングデイ・オーケストラ。入場料は全席自由3,000円です

 

          

         

2枚目は7月17日(日)午後3時から東京オペラシティコンサートホールで開かれる「国立音楽大学オーケストラ第125回定期演奏会」です プログラムは①ウォルトン「戴冠式行進曲『王冠』」、②モーツアルト「クラリネット協奏曲イ長調K622」、③ショスタコーヴィチ「交響曲第5番ニ短調」。指揮は尾高忠明。入場料はS席=2,000円、A席=1,000円です

 

          

 

  最後の、閑話休題  

 

昨日、池袋の新文芸坐で「羅生門」と「平手造酒」の2本立てを観ました 現在、新文芸坐では「脚本家・橋本忍の執念の世界」特集をやっていて、その第2日目です

「羅生門」は黒澤明監督が、芥川龍之介の「藪の中」に「羅生門」を取り込んだ橋本忍の脚本を元に映画化した1950年製作のモノクロ作品です

 

          

 

時は平安時代。羅生門の下で雨宿りをする下男(上田吉二郎)を相手に、旅法師(千秋実)と杣売り(そまうり・志村喬)が奇妙な話を始める 京の都で悪名高き盗賊多襄丸(三船敏郎)が山中で侍夫婦の妻(京マチ子)を襲い、夫の金沢武弘(森雅之)を殺害したという。しかし、検非違使による査問が始まると、盗賊と妻の証言はまったく異なるものだった

真実は一つであるはずの出来事が、三者三様(正確には杣売りを含めた四者四様)の言い分で 誰が本当のことを言っているのかさっぱり分かりません 最後に羅生門の裏側で発見された捨て子の出現がキッカケになり、誰も信じられなくなっていた旅法師が人を信じるようになるのが唯一の救いとなっています

ともかく出演者が凄い顔ぶれです。とくに三船敏郎と京マチ子の狂気迫る演技は二度と忘れることができません この映画は1951年のヴェネチア国際音楽祭でグランプリを受賞しています

この作品の音楽は早坂文雄が手掛けていますが、多襄丸が侍の妻を襲うシーンの音楽は、ほとんどラヴェルの「ボレロ」そのものです 早坂さん、パクりましたね

 

          

 

2本目の「平手造酒(ひらてみき)」は、並木鏡太郎監督による1951年のモノクロ映画です 主演は山村聰ですが、はじめは分かりませんでした。テレビドラマにおける晩年の父親役くらいしか知らないので、若き日の山村はまるで別人です 平手造酒が所属する道場の千葉周作を演じた月形竜之介が決まっていました ストーリーは取るに足らないので省略します

 

          

 

本当は前日の「ゼロの焦点」と「砂の器」を観たかったのですが、「東京・春・音楽祭」最終公演があったので観られませんでした。4月25日の三船敏郎主演の「風林火山」は観るつもりです

 

          

          

コメント
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