人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ミシェル・マリー監督「クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代」を観る ~ ベートーヴェン、モーツアルト、マーラー、シュトラウス等 ウィーンに所縁のある作曲家の音楽がふんだんに流れる

2019年06月27日 07時08分28秒 | 日記

27日(木)。わが家に来てから今日で1728日目を迎え、トランプ米大統領のメラニア夫人は25日、自身のツイッターで、政権の「顔」となる新しいホワイトハウス報道官に、メラニア氏の広報担当ステファニー・グリシャム氏が就くと発表した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

      なぜ夫人が発表するんだ? トランプ政権の広報体制って かなりいい加減じゃね?

 

         

 

昨日、夕食に「ニラのスタミナ丼」「冷奴」「生野菜サラダ」「トマトとレタスの卵スープ」を作りました 「すた丼」は久しぶりに作りましたが、とても美味しいです 冷奴にはトロロとミョウガと鰹節が載っています

 

     

 

         

 

昨日、シネスイッチ銀座でミシェル・マリー監督による2018年イタリア映画「クリムト  エゴン・シーレとウィーン黄金時代」(90分)を観ました

この映画は、19世紀末のオーストリア・ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムトとエゴン・シーレの没後100年に合わせて製作されたドキュメンタリーです 官能的かつ退廃的な匂いを感じさせる作品を残したグスタフ・クリムトと、彼から強い影響を受けながらも独自の表現を追求したエゴン・シーレの作品群を、様々な映像表現で紹介し、彼らの活躍した時代や二人の作品の魅力を紐解いていきます イタリアの新進俳優ロレンツォ・リケルミーがナビゲーターを務め、日本語版ナレーションを柄本佑が担当しています

 

     

 

この映画の冒頭シーンで モーツアルトの歌劇「ドン・ジョバンニ」序曲が衝撃的に流れます そして、クリムトやエゴン・シーレの絵画や彼らの写真を紹介する映像のバックには、グスタフ・マーラー「交響曲第9番」の第4楽章「アダージョ」、同「第5番」の第4楽章「アダージェット」、リヒャルト・シュトラウスの歌劇「ばらの騎士」のワルツ、同・歌劇「サロメ」の音楽、ヨハン・シュトラウス2世のワルツ「美しき青きドナウ」、同「南国のバラ」、ベートーヴェン「交響曲第9番」の第4楽章、同「エリーゼのために」、同「ピアノ・ソナタ”月光”」、シューベルト「弦楽四重奏曲」、クライスラー「美しきロスマリン」、シェーンベルク「清められた夜」、ワーグナーの舞台神聖祝典劇「パルジファル」第1幕への前奏曲などが流れます そして、終盤ではモーツアルトの「レクイエム」の「ラクリモーサ」が流れます 言うまでもなく、この映画で使われているクラシック音楽はすべて何らかの形でウィーンに所縁のある作曲家の作品です

これらの音楽を聴きながら映像を観ていると、20世紀末のウィーンは 音楽と美術が混然一体となって黄金時代を築き上げていたのだということが分かります

これで予習が出来たので、次は東京都美術館で開催中の「クリムト展」を観に行きたいと思います

 

     

コメント
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