人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

マスク価格4月下旬の6分の1に低下 ~ 日経の記事から / ジョージ・A・ロメロ監督「ゾンビ」 & 「死霊のえじき」を観る ~ ホラー映画の傑作:早稲田松竹

2020年06月24日 07時19分08秒 | 日記

24日(水)。昨日の日経朝刊に「マスク価格6分の1に 4月下旬比 ネット、1枚10円切る」という見出しの記事が載っていました 超訳すると、

「アプリ開発のアスツールが、主要通販サイトで販売されているマスクの価格を調査したところ、1枚当たりの価格(最安値)が10円を切り、4月下旬の6分の1程度に下がっていることがわかった 4月はおおむね50円台が続き、同24日で57円に上った その後、輸入品の増加などで価格の下落傾向が続いている。アスツールは『店頭でも在庫が回復するなど、需給バランスは急激に改善している』と話す 安価なマスクのほとんどは中国製とみられるが、購入したマスクの品質に不満を持つ消費者が増え、『日本製マスクを購入したい』という声も多く寄せられるようになった

この記事で取り上げているのは言うまでもなく使い捨てマスクだと思いますが、洗えるマスクはもっと高額になるでしょう 最近、ドラッグストアでマスクのための行列を見ることがなくなりました マスクで行列ができるのは今ではユニクロくらいでしょうか

ということで、わが家に来てから今日で2093日目を迎え、2019年7月の参院選を巡る公職選挙法違反事件で、前法相の河井克行容疑者が今年1月の検察当局による家宅捜索の前に、現金の配布先などを記したリストのデータを専門業者に依頼して削除した疑いがあることが22日、関係者の話で分かった  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     こういう無法者を法務大臣に任命したのは誰? 夫婦そろって国会議員辞任すべき

 

         

 

昨日、夕食に「ハッシュドビーフ」と「生野菜サラダ」を作りました ハッシュドビーフは久しぶりですが、ワインによく合います

 

     

 

         

 

昨日、早稲田松竹でロメロ監督による「ゾンビ」と「死霊のえじき」の2本立てを観ました

 

     

 

「ゾンビ」はジョージ・A・ロメロ監督・脚本による1978年製作イタリア・アメリカ合作映画(115分)です

謎の光線が地球に到達したことにより突如死体が蘇り、次々と人々を襲い始める フィラデルフィアのテレビ局WGONは悪化する現状に放送が対応しきれず混乱する 局員のフランと恋人のヘリコプター・パイロットのスティーブンは都市からの脱出を決意する スティーブンの友人でSWAT隊員ロジャーは、あるアパートでの過激派グループの籠城制圧に参加していたが、内部では殺された者たちがゾンビ化しており戦闘は地獄絵図となる 辛くも切り抜けたロジャーは同僚のピーターをヘリでの脱出計画に誘い、スティーブンと合流し、4人はヘリで飛び立つ ゾンビが蔓延する状況の中、ゾンビ狩りを楽しむ人々を尻目に ヘリは広大なショッピングモールへ辿り着く そこもゾンビの巣窟と化していたが、豊富な物資が手つかずのまま残っていたため、4人はモール内に留まることにする ある日、ゾンビ対策のためにモールの入口をトラックで塞ぐ工事中、ロジャーがゾンビに噛まれ負傷してしまう 何とか封鎖を完了し物資の独占に成功したピーターたちは最上階の隠れ部屋で新たな生活を始めるが、ロジャーの容態が急激に悪化していく 3人が絶望感に満ちた生活を続けていく中、武装した暴走族集団が略奪のために襲撃してくる 3人と武装集団、解き放たれたゾンビたちによる戦闘と殺戮が始まる

 

     

 

私がゾンビ映画を観るのは、韓国映画「新感染」以来ですが、それが結構面白かったので本作を観ることにしました 当時、無名だったジョージ・A・ロメロは、この作品で一躍有名になったとのことです 本作はゾンビ映画の古典と言ってもよいのでしょうか。内容はもちろん、ゾンビ映画なので人体を食いちぎる場面など残酷なシーンが少なくありませんが、そういう性格の映画だと思って観ているのでショックはありません ロジャーがゾンビに脚を噛まれてしまい、次第にゾンビ化していく中で、ロジャーがピーターに「俺が死んでゾンビになったら殺してくれ」と頼むと、ピーターは悲しい顔をしますが、ロジャーがゾンビ化して起き上がると、ピーターは何の躊躇もなく銃で撃ち殺します いくら仲の良かった同僚でも一度死んでゾンビとして生き返った相手を殺さなければ自分が殺されるからです 冷静な性格であるからこそ彼は最後まで生き残ることができたと言えるでしょう

 

         

 

「死霊のえじき」はジョージ・A・ロメロ監督・脚本による1985年製作アメリカ映画(102分)です

世界は死者と生者の数が逆転し、ゾンビが蔓延する世界となり果てていた アメリカ・フロリダ州郊外の地下施設では、女性科学者のサラ、ローガン博士らゾンビを研究する科学者たち、施設を牛耳る軍人グループ、両者に組せず技術契約だけを遂行するヘリコプター・パイロットのジョンと無線技士のビリーなど、生き残った少数の人間たちが閉鎖した軍事施設内に立てこもり、ヘリで生存者の捜索を行っていた 上官のクーパー少佐が死亡し、基地の指揮権を得た横暴なローズ大尉は高圧的な態度で軍人グループ優位を主張、科学者らを批判し差別していた サラは、絶望的な現実の中で、仲間である軍人たちから虐められて精神を病みつつある恋人のミゲルとの関係に疲労感を覚えていた 先の見えない日々の中、ローガン博士は密かにゾンビを飼いならす実験をするが、ほとんどのゾンビは期待を裏切った しかし、バブと名付けた元軍人のゾンビは生前の記憶があるかのような立ち振る舞いをするため、ローガン博士は実験にのめり込む ある日、実験用に新たなゾンビを捕獲しようとした際、ミゲルのミスで兵士が死亡、ミゲル自身も片腕を失う この件により サラ達と軍人らが一触即発となり、さらにローガン博士がバブを飼いならすために 死亡した兵士の肉を与えていたことが発覚する 激怒したローズ大尉はローガン博士を殺害する。自暴自棄になっていたミゲルは地上と基地を遮断する巨大エレベーターを作動させ、ゾンビの大群を施設内に侵入させてしまう パニックになった軍人たちはバラバラに逃げ、追い詰められた者はゾンビの餌食になっていく 一人で逃げたローズ大尉は、ローガン博士の射殺死体を見たバブに襲撃される 地上に脱出したサラたちはゾンビの大群が襲来する中、ヘリへ乗り込む

 

     

 

この映画はロメロ監督の「ゾンビ」の次の作品とのことです 前作より本作の方が、ゾンビが人間を餌食にするシーンがリアルに描かれていて、のけ反ります

ローガン博士がバブと名付けたゾンビを飼いならすため、いろいろと実験をするわけですが、バブにヘッドホンを装着して音楽を聴かせる実験では、ベートーヴェンの第九の第4楽章「合唱」を聴かせると、バブは「何この音楽は?」と言いたげに興味を示します 思わず「ゾンビもベートーヴェンを聴いて感動するのかね」と思い、ニヤリとしてしまいました まさかゾンビ映画で第九を聴くとは思ってもみませんでした

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