人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

日本のコロナ死者なぜ少ない? / 都響7月12日と同19日に会員向け特別演奏会実施 / 文京シビック「響きの森クラシック・シリーズ」9,11,3月公演 ⇒ 払い戻しのうえ新たにチケット販売

2020年06月28日 07時18分20秒 | 日記

28日(日)。昨日の朝日別刷り「be」の「be report」に「日本のコロナ死者なぜ少ない 交差免疫、BCG、遺伝子・・・?」という見出しの記事が載っていました 超訳すると、

「新型コロナウイルス感染症が世界に広がる中、日本を含むアジア地域(中東を除く)の人口当たり死者数は欧米に比べ非常に少なく、驚きを持って受け止められている 生活習慣や文化、医療体制の差だけでは最大100倍の差は説明しにくく、獲得した免疫など、根本的な違いがあるという見方が強くなっている 人口100万人当たりの死者数は、欧米の先進国が上位に並び、中南米も100人を超す 一方、日本の7.5人などアジアは軒並み10人以下だ 背景にあるのは、生活習慣や文化の違いだ。花粉症の広がりで感染拡大前からマスクの着用の習慣が根付いていた 手洗いの習慣も身についている 室内で靴を脱ぐ文化が感染症拡大を抑えているという見方もある ハグやキスなど体の接触を伴うあいさつが少ないのも接触感染、飛沫感染を抑えた 強権的な対策を採らなくても補償なしの自粛要請だけで休業し外出を控える『従順な国民性』がプラスに働いたという指摘もある しかし、2ケタの差はもっと根本的な違いがなければ説明できない 慶應大学の金井陸典教授は『ポイントはヒトが持つ遺伝子ではないか』と話す。遺伝子によって免疫反応に違いが生じているとの仮説を立てて研究中で、感染症の血液を集め、全ゲノムを解析して9月までに報告をまとめる 一方、結核の予防ワクチンBCGが脚光を浴びている 世界で比較すると接種している国はしていない国より死者数が少ない傾向がある また、過去に似たウイルスに感染した免疫が、新型コロナウイルスも排除する仕組みを表す『交差免疫説』も注目されている 免疫学の第一人者である大阪大学の宮坂昌之招聘教授は『①BCGは『訓練免疫』という仕組みで人体に備わっている自然免疫を活性化させ、重症化抑制に寄与している可能性がある  ②交差免疫も働いているが、重症化を抑える貢献度の大きさは正確には分かっていない  ③遺伝子の差異も因子の一つだが、同じアジア人でも住む場所によって重症化する割合は異なり、決定要因とは思えない  ④アジアの方が肥満や生活習慣病の程度が欧米より低く、これも重症化の数を抑え込む因子の一つだと思われる     一つが決定的に重要というより、交差免疫、BCG、遺伝子などの因子が相互補完的に働き、重症化率を大きく押し下げているのではないか』と述べている」

この記事には「人口100万人当たりの新型コロナウイルス感染症死者数」のグラフ(6月21日現在の札幌医大による調査)が掲載されています それによると、

一番多いのはベルギーで836.6人、次がスペインで646.8人、第3位がイギリスで627.4人、第4位がイタリアで572.4人、第5位がスウェーデンで500.3人、第6位がフランスで454.0人、第7位がアメリカで361.7人、第8位がオランダで355.4人、第9位がペルーで238.0人、第10位がエクアドルで238.0人、そして第11位がブラジルで235.1人となっています 世界平均は59.8人です 少ない方では、第1位は台湾で0.3人、第2位はタイで0.8人、第3位は中国で3.2人、第4位はマレーシアで3.7人、第5位はオーストラリアで4.0人、第6位はシンガポールで4.4人、第7位はニュージーランドで4.6人、第8位は韓国で5.5人、第9位は日本で7.5人、第10位はバングラデシュで8.7人となっています

私はてっきり、死亡者数1位、2位のアメリカとブラジルがもっと上位にランクされるのかと思っていたので、ベルギーの1位には驚きました

ということで、わが家に来てから今日で2097日目を迎え、米司法省は25日、公的補助を通じて国民に保険加入を義務付ける医療保険制度「オバマケア」の無効を連邦最高裁に要請したが、背景には11月の大統領選を控え、トランプ大統領が主要公約のオバマケア廃止に向けた動きをアピールする狙いがあり、実際に廃止されると約2千万人が無保険者になる恐れがある  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     どうもトランプという男は 政策本位でなく選挙本位で行動する悪い癖があるなあ

     

         

 

Ⅰ.東京都交響楽団から「2020年7月演奏会開催のお知らせ」が届きました

それによると、都響会員限定(抽選販売)により、7月12日(日)と19日(日)に「都響スペシャル」を開催する これに伴い、当初予定していたプロムナードコンサートNo.387(7月12日)と第905回定期演奏会Aシリーズ(7月20日)は中止となる

7月12日(日)午後2時開演・サントリーホール。プログラムは①コープランド「市民のためのファンファーレ」、②ベートーヴェン「交響曲第1番」、③デュカス「舞踏詩『ラ・ペリ』より「ファンファーレ」、④プロコフィエフ「古典交響曲」です

7月19日(日)午後2時開演・東京文化会館。内容は①メンデルスゾーン「付随音楽『真夏の夜の夢』序曲」、②藤倉大「三味線協奏曲」日本初演、③ベートーヴェン「交響曲第2番」です

なお、指揮は両日とも大野和士です

両日ともS席:4800円、A席:3800円、B席:2000円です。チケットは「チケットぴあ」での抽選販売で、受付は7月2日から、当選発表は12日分が7月9日、19日分が7月16日となっています

プログラムがイマイチなので今回はパスしようと思います

 

     

     

 

Ⅱ.公益財団法人文京アカデミーから「響きの森クラシック・シリーズ シリーズセット券ご購入のお客様へお知らせとお願い」が届きました

それによると、9月5日、11月28日、3月27日開催予定の「響きの森クラシック・シリーズVol.73~75」は全額払い戻しをする コンサートについては日程・内容を変更せず、空席を設けた新たな座席でチケットを再販売する その際セット券販売はせず各公演1回券での販売となる。当初のセット券購入者は各公演1回券をセット券価格で販売する。チケット販売は①セット券購入者先行販売、②区民先行販売、③メンバー先行販売、④一般販売の順に時差を設ける ①の受付はシビックチケット電話受付のみとするーとなっています

これは一度払い戻しを受け、再販売時に同じコンサートのチケットを申し込むしかありません 来年3月のコンサートはベートーヴェンの「第九」です 合唱はどうするのでしょうか 主催者側としては悩ましいところだと思います

 

     

     

     

     

コメント
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