人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

カン・ヒョンチョル監督「スウィング・キッズ」、タイカ・ワイティティ監督「ジョジョ・ラビット」を観る / 東響 9/26 定期公演 ⇒ 再予約必要なしに

2020年09月15日 07時13分01秒 | 日記

15日(火)。昨日は、9月26日開催の東京交響楽団「第683回定期演奏会」の座席再予約開始日でした 既報の通り、コロナ禍によるコンサート会場の入場制限が9月19日から撤廃されることから、座席再予約の必要はなくなるのではないかと思い、ホームページを閲覧してみました すると概要次のように書かれていました

「9/26 第683回定期演奏会、10/3  東京オペラシティシリーズ第118回については、ソーシャルディスタンス仕様の座席再予約を案内していたが、政府によるイベント開催時の収容人数緩和、行政、開催ホールとの調整により、購入済のチケットの座席で鑑賞してもらうことになった。そのため、電話での再予約の必要はなくなった」

これで面倒な手続きは必要なくなりました。でも、これが当たり前のことなのです

ということで、わが家に来てから今日で2175日目を迎え、安倍晋三首相の後継を決める自民党総裁選は14日午後、国会議員の投票を実施し、都道府県連の地方票とあわせて開票されたが、安倍政権の継承を唱える菅義偉官房長官が、石破茂元幹事長と岸田文雄政調会長を破り新総裁に選出された  というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     人事権を盾にして 公務員の忖度を招くような政権運営だけは 継承しないでほしい

 

         

 

昨日、夕食に「豚の生姜焼き」「生野菜とスモークサーモンのサラダ」「冷奴」を作りました あとは娘の ぬか漬け(キュウリ、人参、オクラ)です。しょうが焼きにはキャベツの千切りが付きものですが、サラダを作ったので省略しました

 

     

 

         

 

昨日、神楽坂のギンレイホールで映画を観る予定だったのに、何を勘違いしたか高田馬場の早稲田松竹に行ってしまいました 現地で上映作品のポスターを見て初めて気が付きました。幸い上映開始時間がほとんど同じだったので、早稲田松竹で上映の映画を観ることにしました カン・ヨンチョル監督「スウィング・キッズ」とタイカ・ワイティティ監督「ジョジョ・ラビット」の2本立てです

「スウィング・キッズ」はカン・ヒョンチョル監督による2018年製作韓国映画(133分)です

1951年、巨済島捕虜収容所に新しく赴任してきた米国人の所長は、対外的なイメージアップのために、戦争捕虜によりダンスチームを結成する計画を立てる 収容所一番のトラブルメーカーであるロ・ギス(D.O)、4か国語を駆使する通訳者ヤン・パンネ(パク・ヘス)、行方不明になった妻を探す民間人捕虜のカン・ビョンサム(オ・ジョンセ)、ダンスの実力を持ちながら栄養失調の中国人捕虜シャオパン(キム・ミンホ)、そして前職はブロードウェイタップダンサーの黒人下士官ジャクソン(ジャレッド・グライムス)の5人が集まりタップダンス・チーム「スウィング・キッズ」が結成された そんな寄せ集めチームは兵士たちのクリスマス会で見事なタップダンスを披露する

 

     

 

この映画は、寄せ集めのタップダンス・チームが人種やイデオロギーを超えてダンスで絆を深めていく姿を描いた韓国映画です 主役のロ・ギスを演じるのはK-POPグループ「EXO」のD.Oとのことですが、門外漢の私には分かりません 黒人下士官ジャクソンを演じたジャレッド・グライムスは、ブロードウェイミュージカルの最優秀ダンサーに授与される「アステア賞」受賞者というだけに、タップダンスは超一流です D.Oも彼に負けず劣らず素晴らしいパフォーマンスで楽しませてくれます ベニー・グッドマンの「シング・シング・シング」はご機嫌でした

収容所にやって来たブラスバンドがヨハン・シュトラウスの「春の声」を演奏した時は、「なんで米国のスーザじゃなくてシュトラウスなんだ?」と思いましたが、シュトラウスでは文句の付けようがありません

 

         

 

「ジョジョ・ラビット」はタイカ・ワイティティ監督による2019年製作アメリカ映画(109分)です

第2次世界大戦下のドイツに暮らす10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)は、空想上の友だちであるアドルフ(タイカ・ワイティティ)の助けを借りながら、青少年集団「ヒトラーユーゲント」で、立派な兵士になるために奮闘する毎日を送っていた しかし、訓練でウサギを殺すことが出来なかったジョジョは、教官(サム・ロックウェル)から「ジョジョ・ラビット」という不名誉なあだ名を付けられ、仲間たちからもからかいの対象になってしまう 母親(スカーレット・ヨハンソン)と二人で暮らすジョジョは、ある日 家の片隅の壁に隠された小さな部屋に誰か居ることに気づいてしまう   それは母親がこっそりと匿っていたユダヤ人の少女エルサ(トーマシン・マッケンジー)だった

 

     

 

まず最初のタイトルロールの音楽に驚きます。なんとビートルズの「抱きしめたい」なのです ナチスがらみの映画にどうしてビートルズ

映画の冒頭、ジョジョがウサギの首をひねって殺すよう命令され、できないと拒否すると、上官があっという間にひねってしまうシーンがありますが、そのウサギがモコタロと同じ種類のネザーランド・ドワーフみたいなのです もちろん犠牲になるのは本物のウサギではありませんが、とても見てはいられませんでした

監督自身が演じた空想の友だちアドルフ・ヒトラーが可笑しい 10歳のジョジョにタバコを勧めたり、子どもを相手に大演説をぶったりして笑いを誘います

それにしても、反ナチの魅力的な母親とナチ予備軍の生意気な子どもの組み合わせはシュール過ぎですが、ジョジョがユダヤ人のエルサと話をするうちに、次第にユダヤ人も同じ人間なのだということを理解していくのがこの映画のキモです

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