【2025年2月版】最新機能などSNSニュースまとめ|Instagram、X、Facebook、LINE、TikTok、YouTube、Threads、Bluesky、BeReal、mixi2
ソーシャルメディアは情報のアップデートが激しく、運用担当者は常に最新の情報をチェックしておく必要があります。
この記事では、各媒体が公表した資料やリリースから新機能情報など、SNS運用担当者が知っておくべきニュースをまとめました。
※公表データは記事更新時点で最新のものを毎月確認しています。ブックマークしてご活用ください。
目次
【各SNSの特徴やユーザー数をまとめた資料】※2月版note登録者数、Threads利用者数更新
資料では、公表されている国内のSNSユーザー数のほか、2024年6月発表 総務省「令和5年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」を元に更新した利用者数グラフ、各媒体が公表している日本国内・世界のユーザー数を確認できます。
資料には、年代別利用率グラフも含まれていますので、ダウンロードしてご確認ください。(資料DLによる架電はいたしません)
▶︎フォームが表示されない方はこちら
ピックアップ基準
SNSに関するニュースは、ウワサやテスト中のものを含めて多数報じられています。
この記事では、正式にリリースされた情報の中から特にSNS運用担当者に知っておいてほしい、新機能などの正確な情報をお届けしています。
ピックアップしているのは、SNS黎明期である2008年に創業し、企業のSNSマーケティングを支援してきた株式会社コムニコ。SNS媒体各社からの情報もございますが、守秘義務等で記事に掲載できない場合もございます。(掲載している情報は個別に許可をいただいた場合、もしくは公表情報のみとなっています)
コムニコへSNS運用企画考案、コンサルティングをご希望される場合は以下よりお問合せください。
最新のSNS動向を加味して、貴社の目的に合わせた成果につながるSNS運用を支援いたします。
>>SNS運用コンサルティングについてお問合せ<<
>>株式会社コムニコのSNS支援サービス資料をダウンロードする<<
Instagram最新ニュース
【公式発表】アルゴリズムについてのヒント
2025年1月、Instagtam責任者であるアダム・モセリ氏からアルゴリズムランキングについて発表がありました。
これによると、Instagramのアルゴリズムランキングには、大きく分けて2種類あります。フォロワーなど関係性のあるアカウント(フォロワー)へのリーチとフォロワー外などまだ繋がりのないアカウント(非フォロワー)へのリーチです。
それぞれアルゴリズムに重要な要素は、①視聴時間②いいね③シェアとなっており、関係性のアカウントに対しては「いいね」、繋がりのないアカウントへのリーチは「シェアなどの送信」をやや重視しているといいます。
そのため、インサイト分析では、平均再生時間やリーチあたりのいいね数、リーチあたりの送信数を用心深く確認して欲しいと伝えています。
重要な要素 | やや重視 | アルゴリズムランキングの種別 |
①視聴時間 ②いいね ③シェア |
「いいね」 | (フォロワーなど)関係性のあるアカウントへのリーチ |
「シェア」などの送信 | (フォロワー外など)まだ繋がりのないアカウントへのリーチ |
ここで発表された内容はこれまで発表されてきたアルゴリズムについての質問に対する回答と現在の考えであると考えられます。これまでの発表をまとめた記事で詳細が確認できます。
参考記事:【2025年最新】Instagramのアルゴリズムを理解しよう
プロフィールグリッドが1:1から4:5に変更
2025年1月にInstagtamのプロフィールグリッドの表示方法が変更になり、正方形画像を組み合わせたグリッド投稿(フォロワー外など)まだ繋がりのないアカウントへのリーチルできる機能を開発予定です。ハイライト表示についてもグリッド内にタブを作成して再配置される予定となっています。
Instagramでは現在、多くの写真や動画が縦長でアップロードされているため、相性の良い縦長のグリッドレイアウトを採用したと発表されています。
参考:https://www.threads.net/@mosseri/post/DFBmq7ySDvi?xmt=AQGzASeN90rNsVNx8r-iVWU_UxlZxz1QCZaxYxr2C5RgzQ
参考:https://www.threads.net/@creators/post/DFYwfNwRYRZ
現時点では4:5(1080x1350px)が最適となっています。今後行われるレイアウト変更のアップデートまでは添付画像のように、画像が重なるような形で作成することを推奨します。
他のSNS媒体のサイズもまとめて確認できるよう、毎月検証して記事をまとめています。テンプレートとして活用できる原寸画像のダウンロードも可能ですから、あわせてご確認ください。
参考記事:SNS投稿に最適な画像サイズ一覧!X(Twitter)・Instagram・TikTokなど
お役立ち資料:【原寸画像付き】SNS担当者のための画像サイズ早見表
2025年1月15日以降、Instagramストーリーズやリールで使えるARエフェクトの多くが利用停止に
2025年1月15日Instagramストーリーズやリールで使えるARフィルターが利用停止になりました。
これは、2024年8月27日に発表された「Meta Sparkのサードパーティツールおよびコンテンツのプラットフォーム閉鎖」に関連したものです。Meta Sparkとは、Instagramストーリーズやリールで使用することができたARフィルタを生成・管理していたツール・プラットフォームでした。Spark ARなどで作成することができた、「肩の上にキャラクターが乗る」「顔の上にキラキラな粒々が乗る」といったエフェクターは2025年1月14日以降使用することはできなくなる可能性があります。
2025年1月14日、サードパーティのクリエイターがMeta Spark 上に構築したARエフェクトは、Facebook、Instagram、Messenger などの Meta製品から削除されます。さらに、Meta Spark 製品 (Meta Spark Studio、Meta Spark Hub、Meta Spark Player) にもアクセスできなくなります。
Meta のファーストパーティ AR エフェクトはそのまま残り、ユーザーは Facebook、Instagram、Messenger でそれらにアクセスできるようになります。
つまり、Metaが作ったARエフェクトは残るということですが、個人クリエイターが作成した多くに影響がありました。カメラアプリsnowなどに移管されたARエフェクトもあるようですが、全てではありません。
参考:https://spark.meta.com/blog/meta-spark-announcement
参考:https://spark.meta.com/learn/FAQ/Meta-spark-update/
Instagram、一斉配信チャンネルアップデート
Instagramは2024年12月4日、一斉配信チャンネルでクリエイターとファンとの交流を図るための機能アップデートを公開しました。追加されたのは、返信・お題・インサイトとベストプラクティスです。
- 返信: ファンからクリエイターへの返信、ファン同士のやり取りが可能になります。
- お題: Q&Aをしたり最近の出来事を聞いたりして、チャンネルでの会話のきっかけを作れます。
- インサイトとベストプラクティス: 効果が出ているものを把握できるほか、目標達成に向けたアドバイスを確認できます。
一斉配信チャンネルは、クリエイターからファンに対してお知らせや舞台裏コンテンツ、イベントの詳細、Instagramで今後予定しているほかの人とのコラボレーションなど、さまざまなメッセージをシェアできる機能です。この機能は段階的にリリースされており、現在、一斉配信チャンネルの利用を開始できるのは、フォロワーが10,000人を超える公開のプロアカウントのみとなっています。
参考:https://creators.instagram.com/blog/instagram-broadcast-channels-replies-prompts-insights
参考:https://help.instagram.com/783859809732797/
Instagram、フォロワー外にテスト配信できるトライアルリール動画機能をリリース
Instagramは2024年12月10日、トライアルリール動画の提供を開始しました。トライアルリール動画は、フォロワー以外の人にリール動画をシェアすることによってコンテンツを試し、パフォーマンスが高いものを確認できる新機能です。
トライアルリール動画は、最初にフォロワー以外の人に表示されます。新しいジャンル、ストーリーテリング形式、トピックを試したい場合、コンテンツのパフォーマンスを簡単に確認できます。トライアルリール動画とそのパフォーマンスに満足できたら、タップするだけでフォロワーにシェアできます。
使用方法は、まず通常の手順でリール動画を作成します。シェアする前に、切り替えボタンをタップして[トライアル]をオンにします。シェアした後に自分のプロフィールにアクセスすると、保存されている下書きと一緒にトライアルリール動画が表示されます。リール動画がトライアルであることは、自分以外の人には表示されません。まだ全員にシェアすることを選択していないトライアルリール動画は、他の利用者があなたのプロフィールにアクセスしても表示されず、フォロワーのフィードや[リール]タブにも表示されません。
参考:https://creators.instagram.com/blog/instagram-trial-reels
Instagram、音楽付きカルーセル投稿をリール面にも表示
Instagramは2024年10月18日、音楽付きのカルーセル投稿(複数枚投稿)がリールタブに表示されるようにしたと発表しました。これまで一部アカウントでテストされていたものが正式リリースされた形です。
これによって配信面がひとつ増え、より多くのリーチが見込めます。アダム・モセリ氏の発表(2025年1月)でも音源の追加をおすすめしています。音楽を利用できる場合は活用を検討してみましょう。
おすすめからリーチ拡大を狙う場合は、音楽をつけるほか、①ThreadsやFacebookでもシェアする②広告を活用する③コミュニケーション施策を実施するなどが考えられます。
参考:https://www.threads.net/@creators/post/DBO9JuXxMBJ?xmt=AQGzmTUy90dqVSRdWBQOUfCRkI3zI_4CVPDzoYuRlmHnqA
参考記事:Threads(スレッズ)とは?基本の使い方と企業活用事例
参考記事:「おすすめ」からフォロワーを増やす!ユーザーとの親密度を高めるInstagramDMコミュニケーション施策
Instagram、フィード投稿で20枚までの画像・動画を選択可能に
Instagramは2024年8月9日、フィード投稿で20枚までの動画像が選択できるようになりました。
20枚のクリエイティブを用意するのは難しいかもしれませんが、「カルーセル投稿を活用して物語風の投稿を実施する」など滞在時間を増やす工夫ができそうです。
このほかに、Instagramでは、タイムライン、プロフィールでの画面表示サイズのテストも行っています。現在のところ、一部ユーザーのみでのテストとなっており、推奨画像サイズに変更はありません。
参考記事:SNS投稿に最適な画像サイズ一覧!X(Twitter)・Instagram・TikTokなど
お役立ち資料:【原寸画像付き】SNS担当者のための画像サイズ早見表
House of Instagram2024を開催
Instagramは2024年6月12日、13日にHouse of Instagram2024を開催しました。これは広告主・広告代理店・クリエイターを対象としたイベントで、Instagramのマーケティング活用に関する最新成功事例を紹介するものです。
オープニングでは、「ビジネスを加速するクリエイティブ表現とは?」と題して、Meta 日本法人 Facebook Japan 代表取締役 味澤 将宏氏が登壇。
日本国内のInstagramユーザー数は公開していないが、昨年の倍以上を超えてさらに、順調に伸びていることを強調しました。さらに、Threadsは全世界で1.75億人を突破。
Threadsについても国内ユーザー数は公開されていませんが、ニールセンの調査では1,000万人以上となっていると紹介。Threadsは日本において、特にユーザー数やリテンションの伸びが高く、グローバルの中でも日本に注力していると語りました。
レポート記事:効果を上げるクリエイティブの基本とは?House of Instagram2024開催レポート
Instagram、リポストを行うアグリゲーター/キュレーションアカウントを制限し「オリジナル」ラベル表示へ
Instagramは2024年4月30日(米国時間)、ブログでオリジナルコンテンツの取り扱いについてを公開しました。
これまでも、リポストコンテンツと認識された場合はおすすめ掲載されにくくなっていましたが、今後はおすすめに表示されずアグリゲーターは排除されます。代わりにオリジナルコンテンツを表示させるようになります。また、リポストコンテンツにはオリジナルコンテンツ投稿者へのリンクがついたラベルが表示されます。
■制限を受けないオリジナルコンテンツ例
- 同一アカウント内の同一コンテンツリポスト
- リミックス・シーケンスを使って編集されたコンテンツ
- ビデオオーバーレイで人物が新しい情報をコメントしたコンテンツ
- 動画全体にナレーションやテキストで新しい情報が加えられたコンテンツ
参考:https://help.instagram.com/1800814370401535/
企業アカウントなどでプレビューを使って社内確認をしたい場合、「コムニコ マーケティングスイート」などのSNS投稿管理ツールを活用して、プレビュー▶︎確認依頼▶︎承認▶︎投稿予約を行うことをおすすめします。
>>「コムニコ マーケティングスイート」の資料をダウンロード
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます