キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

電話という道具

2016年02月12日 | ☆記憶
最近、プライベートで電話を使うことがあまりない。
仕事ではまだまだ使っていますが、家の固定電話は本当に時々鳴るだけだし(ほとんどがセールス)自分の携帯電話も一週間に1回鳴るかどうか。もう解約してもいいんじゃないかと思うくらいですが、万が一の時の連絡手段にやはり必要かなと思って残しています。


振り返ってみると、私の生れた家には電話はありませんでした。
電話が我が家にやってきたのは私が小学生になったころ。
(田舎だったからかな?)周りもそんな感じだったような気がします。


そして、18歳で家を出て、大学時代は3年間電話ナシの生活でした。
意外とそれで済んでいたあのころ。
生活は今より相当シンプルだったと思われます。

大学4年になった時、就職活動に電話が必要ということで、大枚はたいて電話を引きました。
7万円以上したと記憶。
それからの年月は、ずっと電話とともにありました。1998年ごろに携帯電話を持ちましたが、電話代が高いからしばらくは固定電話に比重がありました。

電子メールの時代になって、家の固定電話が鳴らなくなりました。
そしてついには、スマホの時代になり携帯電話も鳴らなくなってしまいました。

こうして眺めてみると、めまぐるしい変化ですね。
電話の一生を見るような。
電話という道具は、そのうちすたれていってしまうのかもしれません。
電話の君臨した時代というのも案外短かいのかもしれません。


実は電話は苦手です。
相手が何をしているかわからないのに、いきなりベルを鳴らすというのが申し訳なくて。
さらに、かかってくる電話もベルが鳴るときに「ドキン」として苦手です。
何をしていても、やっぱり電話を最優先してとりますけど。
なんか、いつまでたっても慣れません。
仕事でもそう感じてしまうので、自分のデスクには電話を置いてない。(お局権限ですw)




それもあって、電子メールの普及以前は、よく手紙を書いていました。
子どもの頃、知らない人と文通してたし。
学生時代は実家や離れた友人たちに手紙を書くしかなかったし。
大人になってからも、友人たちによく絵ハガキを送っていました。
絵葉書と切手は常に携帯して、仕事の空き時間なんかにさらさら書いて送ってました。
90年代までは。
かなり筆まめなタイプだったと思います。
手紙は届くのがいつであろうと、読むのは相手の好きな時間でいいわけで、どんなに送っても負担にならないだろうというのが気楽でした。


でも、それも、インターネットの普及でやらなくなりました。

人とのコミュニケーションの方法がどんどん変わっていきます。
メール、ML、掲示板、ミクシィ、FB、ツイッター、ブログ、LINE、メッセンジャー・・・

方法は変わっても、結構筆まめなのは変わらないかな。
電話があまり好きではなかったから、手紙っぽいこちらの媒体が主流になってきてほっとしているところです。

これからどう変化していくのでしょうね?





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