「ベルばらの二次創作(FANFIC)を読み漁った」と書いたけど、最近は落ち着いてきて、読むものは決まってしまった。やっぱり素人の作品は玉石混交だし、好みもある。
ネット上には驚くほどの二次創作があり────それが「ベルばら」という作品の人気を物語ってる────いろいろ読んだけれど、今は4人の作者のFANFICをブックマークしている。私にとって、いわゆる「玉」の部類の作品群。時々読み返したり、新作を続けている人もいるので、それを楽しみにしている状態。
4人に絞ったところで、まず自分のことが分かった。
なぜこの4人を残しているのか?
その答えはつまりは自分の心の中をのぞくことだ。
どういうものを読みたいかが即ち自分の願望。
私が選んだ4人に共通するのは、文章がうまいこと。言葉遣いが正しく過不足ないこと。この辺までは、まぁ、お作法的なこと。核心はやはり話が明るいこと。オスカルとアンドレの話で、二人が死なない、あるいは死ぬ前の話を延々繰り返してるなど。(ま、そうはいってもベルばらFANFICでは、この辺りはスタンダードだと思われます。より多くの人がオスカル&アンドレの幸せな時間の話を希望してるはず)
共通項はわかった。
じゃ、4人の違うところは?
実はこっちの方が面白い。
作者ごとにやはり個性があって、作者の中が垣間見えるようで楽しいような、困ったような。
私が読みたいものを選んで読んでいるように、この人たちは書きたいものを書きたいように書いているはず。その取捨選択は、読み手よりももっと厳密で、「自分」の願望があらわになっているはず。
読んでいくうちに、そのことがひしひしと感じられるようになってきて、見ず知らずの人の心の領域にずかずか踏み込んでるようで「困ったような」気にもなってる。する気もないのに「作家研究」してるのだ。
でも、これら4人の作家さんたちは、私と共通するもの持っていると思う、そういうシンパシーを感じながら読むのはやっぱり心地よい。
作品を通して作家自身を感じる。
これがFANFICというものに触れての私のささやかな発見である。
そんなことから、「自分も何か書いてみたい。」と思うようになってきた。
丸っきり経験の無いことなので、ゼロから「おはなし」を組み立てるのは自信がない。でもある事象を切り取ってそれを描写することから始めてみたら?自分でも気がつかない自分を見つけるかもしれない。
「文学」って得体が知れないふわふわしたものだと思ってきたけれど、もしかしたら
これは楽しいことかも!
私の残りの人生に彩りを与えてくれる鉱脈なのかもしれない。
文学部に今から入りなおして勉強してみたい。
これまでの失礼な言動の数々を、急速反省中。
ネット上には驚くほどの二次創作があり────それが「ベルばら」という作品の人気を物語ってる────いろいろ読んだけれど、今は4人の作者のFANFICをブックマークしている。私にとって、いわゆる「玉」の部類の作品群。時々読み返したり、新作を続けている人もいるので、それを楽しみにしている状態。
4人に絞ったところで、まず自分のことが分かった。
なぜこの4人を残しているのか?
その答えはつまりは自分の心の中をのぞくことだ。
どういうものを読みたいかが即ち自分の願望。
私が選んだ4人に共通するのは、文章がうまいこと。言葉遣いが正しく過不足ないこと。この辺までは、まぁ、お作法的なこと。核心はやはり話が明るいこと。オスカルとアンドレの話で、二人が死なない、あるいは死ぬ前の話を延々繰り返してるなど。(ま、そうはいってもベルばらFANFICでは、この辺りはスタンダードだと思われます。より多くの人がオスカル&アンドレの幸せな時間の話を希望してるはず)
共通項はわかった。
じゃ、4人の違うところは?
実はこっちの方が面白い。
作者ごとにやはり個性があって、作者の中が垣間見えるようで楽しいような、困ったような。
私が読みたいものを選んで読んでいるように、この人たちは書きたいものを書きたいように書いているはず。その取捨選択は、読み手よりももっと厳密で、「自分」の願望があらわになっているはず。
読んでいくうちに、そのことがひしひしと感じられるようになってきて、見ず知らずの人の心の領域にずかずか踏み込んでるようで「困ったような」気にもなってる。する気もないのに「作家研究」してるのだ。
でも、これら4人の作家さんたちは、私と共通するもの持っていると思う、そういうシンパシーを感じながら読むのはやっぱり心地よい。
作品を通して作家自身を感じる。
これがFANFICというものに触れての私のささやかな発見である。
そんなことから、「自分も何か書いてみたい。」と思うようになってきた。
丸っきり経験の無いことなので、ゼロから「おはなし」を組み立てるのは自信がない。でもある事象を切り取ってそれを描写することから始めてみたら?自分でも気がつかない自分を見つけるかもしれない。
「文学」って得体が知れないふわふわしたものだと思ってきたけれど、もしかしたら
これは楽しいことかも!
私の残りの人生に彩りを与えてくれる鉱脈なのかもしれない。
文学部に今から入りなおして勉強してみたい。
これまでの失礼な言動の数々を、急速反省中。