キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

イ・スンファンライブに向け課題曲 その2

2016年02月13日 |   └─POPS韓国
コメントくださった my story さんのアドバイスにより、予習する曲を選びました。
まえにムロボンダを挙げているのですが、とりあえずあと3曲。
余力があればもう少し予習曲を増やそう。

動画と歌詞をメモ代わりに載せておきます。
ハングル読むのも慣れない。3月の本番までには少しでも慣れておかねば。




三つの願い
이승환 Lee Seung Hwan - 세가지소원(Live 진짜)

去年の6時間超えコンサートから。
うん、うん、歌わせていますね。
そしてこの歌、独特の振りまであるなぁ‥

나 어쩌면 천사와 손 잡았나봐요 그대의 마음이

 な おちょみょん ちょんさわ そん ちゃばなばよ くでえまうみ

날마다 날 유리처럼 빛나게 투명하게

 なるまだ なる ゆりちょろm ぴんなげ とゅみょんはげ

그대의 손길이 내 여린 맘을 스쳐지나갈 때 나는 느끼죠

 くでえ そんぎり ね よりん まうる すちょじながるって なぬん ぬきじょ

'고마와요' '사랑해요' 그대를 위해 기도하죠 이루어 주소서

 こまうぁよ さらんへよ くでるる うぃへ きどはじょ いるお じゅそそ

첫번째 내 소원은 나 없는 곳에서 아프지 말아요

 ちょっぽんちぇ ね そ うぉぬん な おんぬん こせそ あぷじ まらよ

언제라도 그대 지켜줄께요 건강해요 나의 사랑

 おんじぇらど くで ちきょ ちゅるっけよ こんがんへよ なえ さらん

오 내 모든 것 모두 주어도 아쉬운 마음 그대는 알까요

 お ね もどぅんごっ もどぅ ちゅおど あしうん まうむ くでぬん なるっかよ

'고마와요' '사랑해요' 그대를 위해 기도하죠 이루어 주소서

 こまうぁよ さらんへよ くでるる うぃえ きどはじょ いるお じゅそそ

두번째 내 소원은 우리 힘들어도 속이지 말아요

 とぅぼんちぇ ね そ うぉぬん うり ひんどぅろど そぎじ まらよ

혹시라도 우리 어쩔 수 없을 땐 착한 거짓말만 해요

 ほくしらど うり おちょるす おpするってん ちゃっかん こじんまるまん へよ 

마지막으로 빌어요 지금 잡은 두 손 놓지 않을게요

 まじまぐろ ぴろよ ちぐm ちゃむん どぅそん のじ あぬるげよ 


먼 훗날 우리 눈 감게 되는 날 꼭 한날 한시 되기를

 もんふんなる うりぬん かmげ どぅぇぬんなる  こkはんなる はんしとぅ ぎるる





赤いラクダ
Lee Seung-hwan - Red camel, 붉은 낙타 For You 20061213

それまで座っていた観客が一斉に立ち始めました。

퍼렇게 온통 다 멍이든 억지스런 온갖 기대와
뒤틀려진 희망들을 품고 살던...
내     20대    그때엔

혼돈과 질주로만 가득한
터질듯한
내 머릿속은
고통을 호소하는데...
내 곁엔 아무도...

나는 차라리
은빛사막에
붉은 낙타 한마리되어
홀로 아무런 갈증도 없이
시원한 그늘,화려한 성찬,
신기루를 쫓으며
어디
객기도 한번쯤 부려보며
살았어야 했는데 아까워
'안돼!'라고 하지 못한 건
허기진 내 욕심을 채울
착한척 하려한
나의 비겁한 속셈일 뿐이야

장미빛 미랜 저만치서 처절하도록 향기로운 냄새로
날 오라하네 이리 오라하네


나는 차라리 은빛 사막에 붉은 낙타 한마리되어
홀로 아무런 갈증도없이
시원한 그늘,화려한 성찬,신기루를 쫓으며
어디 객기도 한번쯤 부려보며
살았어야 했는데 아까워

난 가고 싶어 은빛 사막으로
난 가고 싶어 붉은 낙타 한마리되어


う~ん・・・
これ歌うの無理そう。





どうして愛がそうなの?
150314 이승환 - 어떻게 사랑이 그래요

これは熱唱する曲ですね。
一緒に歌わなくても聞き惚れていればいいような気もしますが。
絶対に歌うはずなのでおさえとこ。


사랑이 잠시 쉬어간데요
나를 허락한 고마움...
갚지도 못했는데 은혤입고 살아
미안한 마음뿐인데...

마지막 사랑일거라 확인하며
또 확신했는데 욕심이었나봐요
나는 그댈 갖기에도 놓아주기에도
모자라요...

우린 어떻게든 무엇이 되어있건
다시 만나 사랑해야해요
그때까지 다른일 사랑하지마요
어떻게 사랑이 그래요...

사랑한단말 만번도 넘게
백년도 넘게 남았는데
그렇게 운명이죠 우린
악연이라해도 인연이라해도 우린...

우린 어떻게든 무엇이 되어있건
다시 만나 사랑해야해요
그때까지 다른일 사랑하지마요
안되요..안되요..

그대는 나에게
끝없는 이야기
간절한 그리움
행복한 거짓말
은밀한 그약속
그약속을 지켜줄 내사랑...

너만을 사랑해 너만을 기억해
너만을 그리워해 그게 너란 말야...

너만의 나이길 우리만의 약속
그약속을 지켜줄 내사랑...

너만을 사랑해 너만을 기억해
너만을 그리워해 그게 너란 말야...


長いなぁ。
サビだけ覚えるかな。覚えられるかな?

電話という道具

2016年02月12日 | ☆記憶
最近、プライベートで電話を使うことがあまりない。
仕事ではまだまだ使っていますが、家の固定電話は本当に時々鳴るだけだし(ほとんどがセールス)自分の携帯電話も一週間に1回鳴るかどうか。もう解約してもいいんじゃないかと思うくらいですが、万が一の時の連絡手段にやはり必要かなと思って残しています。


振り返ってみると、私の生れた家には電話はありませんでした。
電話が我が家にやってきたのは私が小学生になったころ。
(田舎だったからかな?)周りもそんな感じだったような気がします。


そして、18歳で家を出て、大学時代は3年間電話ナシの生活でした。
意外とそれで済んでいたあのころ。
生活は今より相当シンプルだったと思われます。

大学4年になった時、就職活動に電話が必要ということで、大枚はたいて電話を引きました。
7万円以上したと記憶。
それからの年月は、ずっと電話とともにありました。1998年ごろに携帯電話を持ちましたが、電話代が高いからしばらくは固定電話に比重がありました。

電子メールの時代になって、家の固定電話が鳴らなくなりました。
そしてついには、スマホの時代になり携帯電話も鳴らなくなってしまいました。

こうして眺めてみると、めまぐるしい変化ですね。
電話の一生を見るような。
電話という道具は、そのうちすたれていってしまうのかもしれません。
電話の君臨した時代というのも案外短かいのかもしれません。


実は電話は苦手です。
相手が何をしているかわからないのに、いきなりベルを鳴らすというのが申し訳なくて。
さらに、かかってくる電話もベルが鳴るときに「ドキン」として苦手です。
何をしていても、やっぱり電話を最優先してとりますけど。
なんか、いつまでたっても慣れません。
仕事でもそう感じてしまうので、自分のデスクには電話を置いてない。(お局権限ですw)




それもあって、電子メールの普及以前は、よく手紙を書いていました。
子どもの頃、知らない人と文通してたし。
学生時代は実家や離れた友人たちに手紙を書くしかなかったし。
大人になってからも、友人たちによく絵ハガキを送っていました。
絵葉書と切手は常に携帯して、仕事の空き時間なんかにさらさら書いて送ってました。
90年代までは。
かなり筆まめなタイプだったと思います。
手紙は届くのがいつであろうと、読むのは相手の好きな時間でいいわけで、どんなに送っても負担にならないだろうというのが気楽でした。


でも、それも、インターネットの普及でやらなくなりました。

人とのコミュニケーションの方法がどんどん変わっていきます。
メール、ML、掲示板、ミクシィ、FB、ツイッター、ブログ、LINE、メッセンジャー・・・

方法は変わっても、結構筆まめなのは変わらないかな。
電話があまり好きではなかったから、手紙っぽいこちらの媒体が主流になってきてほっとしているところです。

これからどう変化していくのでしょうね?





自転車が来ました

2016年02月11日 | ☆買い物
長いことかかりました。
注文してから2週間以上かかった。
その間にも何度自転車屋に足を運んだことか。
でも、無事すべての付属品も揃って持って帰れることになりました。
別に特注とか、組み立ててもらったわけではないんですけどね。


早速夕方乗って帰宅。
初めてのクロスバイク。まだまだ慣れません。
サドルはゴジさんのリクエスト通り、低めにしました。両足のつま先が同時に着く程度。
自転車屋さんによるともう少し高い方が載っていて楽なのだそうだけど、まだ慣れないので、徐々に。


翌日からは自転車通勤を再開。
この季節、風は冷たいけれど晴れた日が多い関東地方、自転車通勤向きです。


 あ、ここ新しいマンション建ってる。

 あれ?ここ更地になってる、どんな建物あったっけ?

 もう梅が満開!いい香りする~。

 富士山くっきりだ!


自転車で進むと新しい発見がいっぱい。
30分自転車漕いで、うっすら汗かいて、全身に血が駆け巡る感触。

     ・・・・・やっぱり爽快!


1年以上ブランクがあるので、きっとしばらくは筋肉痛に悩まされることでしょう。ため込んだ脂肪もむくみも滞った血流も、これから少しずつ減少しますように。





<メモ>
自転車 85000
バッグ 6800
荷台 ?
ライト 1980
サイクルコンピュータ 3680
スタンド 1980
リアライト 1280

値引き色々込みで合計 103368

【展さかさ ~章3第~】Photo Exhibition by EyUMika

2016年02月10日 | ☆エンタメ
写真展に行ってきました。

【展さかさ ~章3第~】Photo Exhibition by EyUMika

写真家 EyUMika 氏の作品展です。

<写真を貼りたいですがご本人の許可もらってないので、是非リンクのページをご覧ください>

「展さかさ」と書いてますが、これ自体が逆さになってます。
「さかさ展」でいいのかな?
撮った写真を天地さかさにして展示してあるのです。
面白いよ!


EyUMika~私はうみかちゃんと呼んでいます。
うみかちゃんは、コンデジ使いの写真家です。
彼女がコンデジ(つまりコンパクトデジカメ)で撮った写真が面白いのです。
普通「写真家」といったら、こだわりのすごいカメラで撮影してるイメージですけど、彼女の場合はデジカメ。いいですね~。
そして、彼女のもう一つの顔は「アクロヨガ」
「東京オリンピックの開会式とかでパフォーマンスできないかなって思ってるんです」
だって。


うみかちゃんとの出会いは数年前、食事していたレストランでたまたま隣に座って、お互いの皿が美味しそうだったので声をかけたのが始まり。こっちは夫婦で食事、向こうは女の子二人で食事。どちらも旅好きで、旅行の話題で一気に盛り上がりました。特に台湾に行ってきたばっかりだったことも盛り上がりに燃料を補給しましたね。

人の縁ってどこに転がっているかほんとにわからないのものですね。






彼女のさかさ写真にはよく水が出てくる。
水面、水たまり、海・・・

見田村千晴の「エピローグ」聴いた「水たまりの色~~」の情景がシンクロする。
何かがつながってるみたい。


見田村千晴ライブ

2016年02月09日 |   └─POPS日本
昨年名古屋日帰りで見てきた見田村千晴ライブ。
東京でワンマンライブが開催とのことで行ってきました。
先週の金曜日のこと。
会場は渋谷のLOOP Annexというライブハウス。


行ってみたら何とほとんど立ち見だった。
でも私はナントカ長椅子に座るスペースを確保。


今回のライブは歌手が会場の真ん中に立ち、360度を観客が囲むというスタイル。
私がいた場所は本来ならステージになる部分で一段高くなっており、腰掛けていても歌手の足元までしっかり見える位置でした。
クラシックのホールでステージの後ろにも席があったりしますが、あんな感じですね。

立ち見ということもあり、かなりの人数が入ってました。
名古屋の時は全部椅子だったから満席でも絶対数が少なかった。

360度の客席は、対面のお客さんの顔も見ることができるんですよ。
それがとても新鮮でした。普通は後ろ姿しか見えませんからね。


さて、見田村千晴という人はアラサーくらいの女性です。
シンガーソングライターで、最近は一人でアコースティックギターを弾きながら歌うスタイルのようです。
詳しいことはわかりませんが、今やってるツアーはその形態。

このくらいの女性アーチストだと、若い女性ファンが多いのかな?などと、勝手な先入観を持っていましたが、さにあらず。会場はオトナの男性(おじさんたち)で埋め尽くされていました!一番ボリュームあるの50代男性じゃなかろうか??
面白いな~。
彼女は自分で歌詞を書くので、その歌詞は女性視点のものが多いと思うのだけど、なぜかおぢさんたちの心をとらえるんでしょう。私自身あまり女っぽくないかもしれないから、いいと思うのかもしれませんね(笑)。

今回の客席の配置はオーディエンスの表情が見えるので、その観察もとても楽しかった。
みんな思い思いのスタイルで曲を楽しんでいる。
真剣にアーチストを凝視している人もいれば、にこにこ微笑んでみてる人もいる。
目をつぶって歌の世界に没頭してる人もいる。
リズムにのってノリノリ!の人もいる。
そして、時折鼻をすすったり、メガネをはずして涙を拭ったり。
みんなけっこう泣いてた。
おじさんたちが泣いてた!
いいね!


まだ2回目だし、アルバムとか聞いてないから、半分以上知らない曲ですすんでいきました。
でもそこは母国語、歌詞の内容も耳に入るし、彼女の歌の旨さですぐに引き込まれます。
そうなんです、彼女歌がうまいんです。
そして詞も個性的で才能を感じる。
曲も、すでに「見田村節」といえるものがあって、なかなか良い。


ポエトリーリーディングの「銀河鉄道の夜」今回もやってくれました。
これはカバーですけどね。
オリジナルは、不可思議/wonderboy(リンク先は彼のドキュメンタリー映画のサイト)。
でも今回はちょっと早口すぎたかも。
もう少しテンポを抑えてくれた方が、詩の世界にのめりこんでいけたかな‥。



今回、良かったな~と思ったのは「エピローグ」という曲でした。
分かれて1年くらいたった恋人の男の方の立場で歌われる曲。
1年もたってるのに、まだまだ思いを残してて、ちょっとかわいそうな感じなんですけど、最後には晴れ晴れと歩み出す、という希望の持てる歌です。
これはおじ様たちの心をわしづかみにしたと思う。
私も、わしづかみにされたかも。

ちゃんと覚えてないけど、描写がよかった。
水たまりになにかが映ってその色になくした恋を重ねるくだりが、うまい!
ちゃんともう一回聞きたいな。

オフコース「さよなら」の情景

2016年02月07日 |   └─POPS日本
もう終りだね 君が小さく見える
僕は思わず君を 抱きしめたくなる
私は泣かないから このままひとりにして
君の頬を涙が 流れては落ちる
僕等は自由だね いつかそう話したね
まるで今日のことなんて 思いもしないで
さよなら さよなら さよなら
もうすぐ外は白い冬
愛したのは たしかに君だけ
そのままの君だけ

愛は哀しいね 僕のかわりに君が
今日は誰かの胸に 眠るかもしれない
僕が照れるから 誰も見ていない道を
寄りそい歩ける寒い日が 君は好きだった
さよなら さよなら さよなら
もうすぐ外は白い冬
愛したのは たしかに君だけ
そのままの君だけ

さよなら さよなら さよなら
もうすぐ外は白い冬
愛したのは たしかに君だけ
そのままの君だけ

さよなら さよなら さよなら
もうすぐ外は白い冬
愛したのは たしかに君だけ
そのままの君だけ

外は今日も雨 やがて雪になって
僕等の心の中に 降りつもるだろう
降りつもるだろう





ひょんなことから、この歌をものすごく久しぶりに聞きました。
聴いていくうちに あれ?!
と思いました。

この歌、もう何十年も前から聞いていて、歌詞もそらんじてるほどなのに、意味を深く考えたことがありませんでした。


でも今日聞いてたら、あれ?これ、男が浮気したんだな。
と思い至りました。


「僕のかわりに君が 今日は誰かの胸に 眠るかもしれない」


ここの歌詞でそう思いました。
男がこれ以前に「誰かの胸で眠った」ことがあって、別れることになり、別れにあたって、今度は君も誰かの胸で…と考えてる場面。


うわっ!
今まで気が付かんかった。
もしかして、皆さんの間ではとっくの昔に明らかなことだったの?


あと、

「愛したのは たしかに君だけ」

これも、この推論を後押ししてくれます。
「浮気はしたけど、あれは本気じゃなかった。ほんとに愛したのは君だけだったんだよ。」
なにをいまさら。未練がましいよ。


ここまで考えてくると
「僕等は自由だね いつかそう話したね まるで今日のことなんて 思いもしないで」
という歌詞もさりげないけど効いてくる。
想像の上でなら、いろいろ自由だと思ってたけど、浮気の自由はやっぱりなかったのですね。


この歌の切ない感じと、メロディーの美しさ、小田さんが切々と「さよなら!さよなら!」と歌い上げてるので、丸め込まれてました。(いえいえ、丸め込まれても問題ないわけですが)そういう歌だとは気が付かなかった。
たぶん最初に聞いたのが子供だったからでしょうね。



Sayonara Off Course





でも、この話を家でしたら、賛同してもらえませんでした。
それとこの動画についてる中国語や英語の字幕でも、そういう解釈じゃなかった・・・・

「僕のかわりに君が 今日は誰かの胸に 眠るかもしれない」という部分の解釈が、「君が 僕の代わりに誰かの胸で 眠るかも」 という風になるみたい。そういう風に読み取るほうが難しいような気がするけどなぁ・・



さて、皆さんはどういう歌だと思いますか?
この二人が別れる原因は男の浮気だと思いますか?
それとも?


「バスカヴィルのハウンド」和訳 19

2016年02月05日 |   └─和訳「バスカヴィルのハウンド」
いよいよ「ハウンド」の正体が暴かれていきます。
ここ単語も難しく、文法的にもよくわからないこと頻出です。
ご意見お待ちしております。



<凡例>
赤文字:英語がよくわからない、解釈できない部分。
青文字:(私のとっての)新出単語
紫文字:感想、原作(正典)との比較など。
灰色文字:ト書き
日本語として滑らかにすることよりも、なるべく直訳して英語のまま理解したいと考えています。




HENRY’S HOUSE
HK:Oh, my God. Oh my God. Oh, my God. I am so… I am so sorry. I am so sorry.
(ヘンリー宅)わぁわぁわぁ!ごめんなさい。ごめんなさい。

BASKERVILLE
SH:John.
(バスカヴィル)
ジョン。

JW:Yeah, I’m on it.
ああ、ここにいる。
I’m on it?なににonしてるって?
画像見ないと分からないかな。


SH:Project H.O.U.N.D. I must have read about it. Stored it away. Experiment in the CIA facility in Liberty, Indiana. H-O-U-N-D.
プロジェクトH.O.U.N.Dだ。これについて読んだことがあったはずなんだが。

store away:しまっておく、蓄える、心にとどめておく

Enter Search String
HOUND


NO ACCESS CIA Classified


STAPLETON: That’s as far my access goes, I’m afraid.

asの出てくる文節は難しいなぁ。。
直訳なら「それは、私のアクセスが行きつくのと同じくらい遠い」ってどういうこと?
時間かかりそう。とかいう感じかな?


JW:There must be an override. A password.
きっとオーバーライドがあるはずだ。パスワード。

override:上書きする、再定義、上書き
コンピュータ用語では a overrides b:aはbに優先する、aはbを無効にする



STAPLETON: I imagine so, but that’d be Major Barrymore’s.
そのようね。でもこれはバリモア少佐のものだわ。

SH:Password. Password. Password. He’d have sat here when he thought it up. Describe him to me.
パスワード、パスワード、パスワード。彼はここに座ってたはず、それ(パスワード)を思いついたとき。彼の様子を描写して僕に教えて。


STAPLETON: You’ve seen him.
会ったことあるでしょ?

SH:But describe him.
でも描写して。


STAPLETON: He’s a bloody martinet. A throwback. The sort they’d have sent into Suez.
彼は筋金入りの厳格な軍人ね。あれは隔世遺伝ね。(もしくは前時代の生き残りみたいな人という意味?時代遅れ)スエズに送られたみたいな人よ。

martinet:厳格な人[軍人].
隔世遺伝:隔世遺伝。先祖がえり。

ここで出てくる「スエズ」とは、1956年の第2次中東戦争(スエズ動乱)のことかと思われます。
現代の軍人であるバリモア少佐が、1956年の軍事行動に参加しているはずはないので、その時代の軍人みたいという例えなのでしょう。


SH:Good, excellent. Old-fashioned. A traditionalist. Not the sort of man that uses children’s names as a password. He loves his job. Proud of it. And this is work-related. So, what’s at eye level? Books. Jane’s Defence Weekly. Bound copies. Hannibal. Wellington. Rommel. Churchill’s History of the English-Speaking Peoples, all four volumes. Churchill. He’s fond of Churchill. Copy of The Downing Street Years, one, two, three, four, five, separate biographies of Thacher. Mid-1980s, at a guess. Father and son. Barrymore senior? Medals. Distinguished service order?
よし、素晴らしい。
時代遅れなんだな。伝統を重んじるタイプ。パスワードに子供の名前を使うような種類の男じゃない。仕事を愛している。誇りを持ってる。そしてこれは仕事がらみ。それで、目の高さはどのくらいだ?本。ジェーンの週刊防衛。合わせて製本してある。ハンニバル。ウエリントン。ロンメル。チャーチルの「英語圏の人々の歴史」全4巻。チャーチル。彼はチャーチル好きだな。サッチャー回顧録、1巻、2巻、3巻、4巻、5巻、異なるサッチャー伝記。1980年代中盤のもの、おそらくは。父と息子。バリモア・シニア?勲章、殊勲章か?



Jane’s Defence Weekly

Bound copies:これはぴったりくる日本語を知らないのですが、よく図書館などで雑誌のバックナンバーを数冊束ねて固い表紙などをつけて製本しているのを見かけますが、ああいうもののことでしょうね。
be fond of:~を好んで
ハンニバル:ポエニ戦争のハンニバル。レクター教授じゃないと思います。



JW:That date, I’d say Falklands veteran.
その日付。フランクランドは相当のベテランだと言えるな。
フォークランド帰りだといえると思う。

※フォークランド紛争 1982年
さすがジョンは軍人だけあってこういうことはすらっと出てくるのですね。


SH:Right, so Thatcher’s looking more likely a bet than Churchill.
そうだな。だから、サッチャーの方がチャーチルよりありそうだ。

STAPLETON: So that’s the password?
だから、それがパスワード?

SH:No, with a man like Major Barrymore, only first-name terms would do.
いや、バリモア少佐のような男は、ファーストネームを使う。

Auth code Maggie
パスワード入力

Leonard Hansen
Jack O’mara
Mary Uslowski
Rick Nader
Elaine Dyson

人名が並ぶ


STAPLETON: “H.O.U.N.D”
ハウンドね。

JW:Jesus.
スゴイ・・・


SH:Project H.O.U.N.D. A new deliriant drug which rendered its users incredibly suggestible. They wanted to use it as an anti-personnel weapon to totally disorientate the enemy using fear and stimulus. But they shut it down and hid it away in 1986.
プロジェクトH.O.U.N.D.だ。新しいせん妄発生薬で、使用した者を非常に暗示にかかりやすくする。彼らはこの薬を人格攻撃兵器として敵を完全に混乱させるために使用しようとした。恐怖と刺激を用いてね。しかし、研究は中止され隠蔽された。1986年に。


う、知らない単語のオンパレード!

deliriant:せん妄発生薬
render:与える
incredibly:非常に
suggestible:暗示にかかりやすい
disorientate:混乱させる
stimulus:刺激



STAPLETON: Because of what it did to the subjects they tested it on?

その何かのために、彼らは被験者にテストをやったということ?

※ここの構文がよくわかりません・・。

subjects:被験者

SH:And what they did to others. Prolonged exposure drove them insane. Made them almost uncontrollably aggressive.
そして、他の人々にも同じようになされた。長期にわたる実験が被験者を狂わせてしまった。ほとんど制御不能なほどに攻撃的にしてしまったんだ。


Prolonged:長期の
exposure:露見、被曝、さらされること


JW:So, someone’s been doing it again? Carrying on the experiments?
それで、誰ががまたそれをやっていたと?実験を継続していた?


SH:Attempting to refine it, perhaps. For the last 20 years.
改良しようとしてたんだ。おそらくはね。ここ20年間にわたって。


Attempting to:~しようとする
refine:みがきをかける、改良する、洗練させる



STAPLETON: Who?
誰が?

JW:Those names mean anything to you?
これらの名前に見覚えは?



STAPLETON: No. Not a thing.
いえ、全然。


SH:Five principal scientists, 20 years ago. Maybe our friends somewhere in the back of the picture.
Somebody who was old enough to be there at the time of the experiments in 1986. Maybe somebody who says “cell phone” because of time spent in America. You remember, John?

5人の科学者。二十年前だ。おそらく我々の友人はこの過去の写真の中にいる。誰か、そこにいるのに十分なくらい年をとっている人物。1986年の実験に。おそらく、誰か携帯電話を cell phone という人物。アメリカにいたせいで。思い出したか?ジョン。



JW:mmm-hmm.
ああ。

SH:Gave us his number in case we needed him.
彼は番号を教えてくれた、彼に連絡取る必要が出てきた時のために。


STAPLETON: Oh, my God. Bob Frankland. But Bob doesn’t even work on it. I mean, he’s a virologist. This was chemical warfare.
えっ?!ボブ・フランクランドね。でも、ボブはそんなことやってないはず。つまり、彼はウィルス学者だもの。これは化学兵器だったのよ。

virologist:ウィルス学者

SH:That’s where he started, though. And he’s never lost the certainty, the obsession that that drug really could work. Nice of him to give us his number. Let’s arrange a little meeting.
そこが彼のスタート地点なんですよ、それでも。そして彼は決してその確信を捨てなかった。その薬物が効果があるということへの執念をね。彼は親切に携帯番号を教えてくれた。よしちょっとした会合を開こうじゃないか。

certainty:確信
obsession:執念、妄想


(PHONE RINGS)
JW:(ON PHONE) Hello? Who’s this?
(電話が鳴る)もしもし?誰ですか?

DR MORTIMER: You’ve got to find Henry.
ヘンリーを見つけなきゃいけないわ。


JW:It’s Louise Mortimer. Louise, what’s wrong?

ルイズモーティマーだ。どうしたんですか?


DR MORTIMER: Henry was remembering, then… He tried… He’s got a gun, he went for the gun and tried to…
ヘンリーは思い出したのよ。そして、彼はやるつもりよ・・・、彼は銃を持ってる。彼は銃を取りに行って、そして、彼は・・。


JW:What?
何?



DR MORTIMER: He’s gone! You’ve got to stop him. I don’t know what he might do.

彼は行っちゃったのよ。彼を止めなきゃ。彼が何をしてしまうかわからないわ。

JW:Where are you?
今どこですか?


DR MORTIMER: His house, I’m OK. I’m OK.

彼の家に。私は大丈夫よ。大丈夫。


JW:Right, stay there, we’ll get someone to you. OK?

わかった。そこにいて。僕たち君のところに誰かをやるから。いい?


SH:Henry?
ヘンリーか?


JW:He’s attacked her.
奴は彼女を攻撃した。



SH:Gone? There’s only one place he’ll go to, back to where it all started. (ON PHONE) Lestrade, get to the Hollow. Dewer’s Hollow, now! And bring a gun.

そして出て行った?奴が行きそうな場所はたった一つだ。全ての始まりの場所に戻るはずだ。(電話に)レストラードか?ホロウへ行け。デュワーズホロウだ。いますぐ!銃を忘れるな。

訃報

2016年02月04日 | └─政治と社会
昨年9月に高崎まで講演を聞きに行った岡部さんが亡くなったそうです。あんなにお元気だったのに、と、驚きました。

ご高齢ではありましたが、9月にお目にかかった時には本当にお元気で、今年の初夏の台湾での同窓会にも参加するとのことで、その時にはご一緒したい(そして物陰からこっそり見学する)なんて思っていました。

岡部さんは、私の友人のお祖父様で、お互いに湾生の孫同士、以前からお祖父様のこともたくさんお話を伺っていました。9月の講演会で初めてお目にかかったのですが、想像していたよりも更に穏やかで知性的な方で、またお話を伺いたい!じゃあ今度はぜひ群馬の自宅に来てください。なんてお孫さんと話していたのでした。


残念です。
何より、ご家族が残念だろうと思います。


ただ、岡部さんについて私が思うのは、お孫さんとの関係でとてもお幸せだっただろうということ。
台湾で生まれ育ったご自分の歴史に興味をもって、たびたびの訪台に同行し、台湾での活動をサポートし、またお孫さん自身も台湾でのネットワークを広げて活動をされていますから、そういうのは本当にうれしかっただろうなと思います。

わたしも一度だけでしたがお会いできて本当によかったです。
もっとお話を伺うチャンスがあると思っていたのに、それはとても残念ですが。
講演会の時の優しいお声が耳に蘇ります。
安らかにお眠り下さい。




最後に去年の7月のインタビュー記事をリンクしたいと思います。

故郷は台湾——「湾生」・岡部茂さんを訪ねて


私の文学論 3

2016年02月03日 |   └─再燃!ベルばら
「ベルばらの二次創作(FANFIC)を読み漁った」と書いたけど、最近は落ち着いてきて、読むものは決まってしまった。やっぱり素人の作品は玉石混交だし、好みもある。


ネット上には驚くほどの二次創作があり────それが「ベルばら」という作品の人気を物語ってる────いろいろ読んだけれど、今は4人の作者のFANFICをブックマークしている。私にとって、いわゆる「玉」の部類の作品群。時々読み返したり、新作を続けている人もいるので、それを楽しみにしている状態。


4人に絞ったところで、まず自分のことが分かった。
なぜこの4人を残しているのか?
その答えはつまりは自分の心の中をのぞくことだ。
どういうものを読みたいかが即ち自分の願望。

私が選んだ4人に共通するのは、文章がうまいこと。言葉遣いが正しく過不足ないこと。この辺までは、まぁ、お作法的なこと。核心はやはり話が明るいこと。オスカルとアンドレの話で、二人が死なない、あるいは死ぬ前の話を延々繰り返してるなど。(ま、そうはいってもベルばらFANFICでは、この辺りはスタンダードだと思われます。より多くの人がオスカル&アンドレの幸せな時間の話を希望してるはず)


共通項はわかった。
じゃ、4人の違うところは?

実はこっちの方が面白い。
作者ごとにやはり個性があって、作者の中が垣間見えるようで楽しいような、困ったような。
私が読みたいものを選んで読んでいるように、この人たちは書きたいものを書きたいように書いているはず。その取捨選択は、読み手よりももっと厳密で、「自分」の願望があらわになっているはず。
読んでいくうちに、そのことがひしひしと感じられるようになってきて、見ず知らずの人の心の領域にずかずか踏み込んでるようで「困ったような」気にもなってる。する気もないのに「作家研究」してるのだ。
でも、これら4人の作家さんたちは、私と共通するもの持っていると思う、そういうシンパシーを感じながら読むのはやっぱり心地よい。

作品を通して作家自身を感じる。
これがFANFICというものに触れての私のささやかな発見である。


そんなことから、「自分も何か書いてみたい。」と思うようになってきた。
丸っきり経験の無いことなので、ゼロから「おはなし」を組み立てるのは自信がない。でもある事象を切り取ってそれを描写することから始めてみたら?自分でも気がつかない自分を見つけるかもしれない。




「文学」って得体が知れないふわふわしたものだと思ってきたけれど、もしかしたら
これは楽しいことかも!
私の残りの人生に彩りを与えてくれる鉱脈なのかもしれない。
文学部に今から入りなおして勉強してみたい。
これまでの失礼な言動の数々を、急速反省中。

私の文学論 2

2016年02月02日 | ☆読書
つけてしまって気がついた。
このタイトル仰々しい・・・(笑)
文学論ってほどのことは書いてないなぁ…まぁいいや、書こ。


宮部みゆきの小説が好きだ。
推理小説が多く、謎解きするのが最初は好きだった。
でもだんだん作品に描かれる登場人物のキャラ付の描写に引き込まれているのだと分かった。

一番最初に印象的だったのは、「火車」のたもっちゃんの身重の奥さん。わき役もいいところの登場人物なのだけれど、彼女の人となりがとてもよく描写されていた。あ~こういう人いるんだろうなぁ。と思った。きっと作者の近くにモデルがいるんじゃないか?


そして宮部作品を読み進むうち、「私の周りの事象を宮部さんが小説で表現するとしたらどうなるんだろう?」「私が宮部作品の登場人物(たぶん脇役、チョイ役)だったとしたら、どう描写されるんだろう?
という思いがむくむくと持ち上がってきた。もちろん、宮部さんに自分を売り込むことなどできないので、自分で想像するわけだけど。


想像するうち、私という生身のニンゲンを小説のキャラにするには、そうとう単純化しなければいけないということが分かった。私のある一面だけを描写するわけだ。これは相当難しい。



最近の「小説もどき」を書いていて、モデルになる人物を文章で描写する際にもその作業が必要になるということにも気がついた。「小説もどき」はまだ明確なキャラクタ設定などは行わず、ほとんど描写は会話と心の中のつぶやきと動作だけではあるけれど。それでも一言しゃべらせるだけでもその「1面だけにしぼる」作業が必要なのに驚いた。

世の中の文筆家たちは皆そういう大変なことをやっていたんだな・・・。


まぁ、私の場合はただ、このブログに書き散らしているだけで何のプレッシャーもないからいい。
書きたいことだけ書いてる。
書きたい動機は「現実を小説の中に置いたらどうなるか」と実験することにある。

いまのところ・・・。





つづく。



私の文学論 1

2016年02月01日 | ☆読書
子どもの頃から、本を読むのは好きだった。自分の知らないお話を読むのはワクワクした。漫画も大好きだった。知らないストーリーと読み進むのがとても楽しかった。推理小説も楽しんだ。これからどうなるのどうなるの?というのが楽しかった。


でも、大学生になって授業で「文学」というのがあって、良くなじめなかった。
文学ってなんだろう?
作家研究?
なぜ作家のことを研究するの?
それがいったい何の役に立つのだろう?


たとえば、「夏目漱石研究」というのがあったとして、もう死んでしまっている人のことを研究する意味ってなんなんだろう?ファンだから、その人のことを知りたい!っていう気持ちならわかる。それは、どっちかと言えば学問ではなくてマニア的趣味では?大学にたいそうに「文学部!」なんていう看板出せるような、そんな立派なものなのかな?

そんな、世の文学者たちを敵に回すような疑問を抱いたまま、年を重ねて行った。
後年文学者となった友人に、酒の席で「文学っていったい何の役にたつの?」なんて、質問を浴びせかけたりしたこともあった。今考えると、非常に浅はかで赤面ものだけど。




その長年の疑問が、そろそろ解けそうな気配を見せ始めた。

今頃かい!

という声が聞こえてきそうだけど・・・。



このところ、急に自分で創作をしたくなっている。少しやってみて、創作ってただお話を書くってことじゃないんだということに気がついてきた。(今更…)
人間のありようを表すことが主眼でまたそこに苦心するのだとわかりはじめた。

さらに、ベルばらの二次創作を読みあさるうちに、人によって各テーマが違うことも気がついた。同じキャラクタを使って物語も同じ下敷きで書いてるのに、テーマが違う。その奥にある作者が書きだしたいものが一人一人違うせいだと気がついた。

文学を研究するのは、作品の奥にある「人間」というものを知りたい!という原動力があるのだろう。
そして、がぜんそのことに興味が出始めた。



つづく。


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