このジレラ ジュビレオ98は、タンク再生の作業以外したことが無いので、どんな電装なのかもわからなかった。
オーナーさんから6Vってのは聞いてるが詳しくは知らないらしく、エンジンはバッテリー充電すれば
始動して、マイナス線を抜くと停止すると言ってた。
するとバッテリー点火?
タンクシート等を外して調べていく。
発電機は6Vダイナモって渋ーい奴だ^^;
チャージしてないのかな?
レギュレターもカバーを外し接点など清掃点検。
ダイナモも一通りセグメントの清掃や、導通検査をしておく。
それより配線が理解不能の状態でトグルスイッチを、ライトケース下側に付けメインスイッチにしてたようだ。
ウインカースイッチらしきものが二個付いてるし。。
一度すべての配線を外し、トグルスイッチも撤去。
次に本来のメインスイッチを修理する。
軸を熱して摘みと分離。
軸を製作。
平板の部分も製作しておく。
これをロウ付けしてヤスリ仕上げしていく。
軸だけでは電源は入るが、ライト点灯の操作ができないので平板が必要。
熱しながら摘みに差し込み、隙間はエポキシ接着剤で埋めた。
ライトにメインスイッチベースを取り付ける。
キーを刺す(押し込む)とON 摘みを右に回すとライトONのLOWビーム、左回しでHIビームだ。
結線後エンジンをかけてみた。
チャージランプ(ライトボディの緑色)も吹かせば消えて充電している。
少し回転を上げればバッテリーマイナス線を抜いても、エンジンは回ってる。
全ての電装は動作するけど、アイドリング付近では6Vのショボさが見えるなぁ。
アイドリングでライト点灯、ウインカー点灯、ブレーキランプ点灯ではエンジン止まるし^^;
バッテリー点火でも電気使うからねぇ。
まぁ昼間走ってれば問題ないんだけど。
オーナーさん出来れば12V電装にしてほしいと言ったが、このままでも良いような気がしてきた。