モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

ジレラの電装

2020年04月01日 | メンティナンス

このジレラ ジュビレオ98は、タンク再生の作業以外したことが無いので、どんな電装なのかもわからなかった。

オーナーさんから6Vってのは聞いてるが詳しくは知らないらしく、エンジンはバッテリー充電すれば

始動して、マイナス線を抜くと停止すると言ってた。

するとバッテリー点火?

タンクシート等を外して調べていく。

 

 

 

 

発電機は6Vダイナモって渋ーい奴だ^^;

チャージしてないのかな?

 

レギュレターもカバーを外し接点など清掃点検。

 

 

 

 

ダイナモも一通りセグメントの清掃や、導通検査をしておく。

 

 

 

それより配線が理解不能の状態でトグルスイッチを、ライトケース下側に付けメインスイッチにしてたようだ。

ウインカースイッチらしきものが二個付いてるし。。

一度すべての配線を外し、トグルスイッチも撤去。

 

 

次に本来のメインスイッチを修理する。

 

軸を熱して摘みと分離。

 

 

 

軸を製作。

平板の部分も製作しておく。

 

 

これをロウ付けしてヤスリ仕上げしていく。

 

 

軸だけでは電源は入るが、ライト点灯の操作ができないので平板が必要。

 

熱しながら摘みに差し込み、隙間はエポキシ接着剤で埋めた。

 

ライトにメインスイッチベースを取り付ける。

キーを刺す(押し込む)とON 摘みを右に回すとライトONのLOWビーム、左回しでHIビームだ。

 

 

 

結線後エンジンをかけてみた。

チャージランプ(ライトボディの緑色)も吹かせば消えて充電している。

少し回転を上げればバッテリーマイナス線を抜いても、エンジンは回ってる。

全ての電装は動作するけど、アイドリング付近では6Vのショボさが見えるなぁ。

アイドリングでライト点灯、ウインカー点灯、ブレーキランプ点灯ではエンジン止まるし^^;

バッテリー点火でも電気使うからねぇ。

まぁ昼間走ってれば問題ないんだけど。

 

 

オーナーさん出来れば12V電装にしてほしいと言ったが、このままでも良いような気がしてきた。

 

 

 

コメント (2)
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