モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

ベロセット作業

2021年02月01日 | メンティナンス

昨年3月に納車したベロセット500

通関証などで苦労した車両だ。

始動出来ないと連絡を受け、引き取って来た。

調べていくとスパークは出てるし、ガソリンも圧縮もOK。

ただマグネートのスパークは火が出てても、圧縮禍では点火出来ない弱いスパークの場合もある。

マグネートを一時止めて、バッテリー点火で試してみる。

すぐに戻せるやり方なのでマグネートを改造する訳でない。

まずコイルからの端子を外す。

 

 

 

あとは簡単。

ポイント端子とIGコイルマイナスを繋ぎ、電源とアースを繋ぐだけ。

バチバチッと強いスパークが出る。

 

 

 

でキックしたのだが、どうも点火時期がおかしい?

キックを少し踏む時に点火してる?

ポイントベースで調整してみたがどうにおかしい。

タイミングカバーを開けて点火タイミングを調べる。

あれぇ?タイミングがズレてる~?

矢印ギアのテーパー篏合がズレたようだ。

外してみるとマグネートシャフトにはキー溝があるが、ギア側にはない。

あくまでテーパの篏合だ。

 

 

クランク角を合わせて、ポイントシャフトを良い位置に持って来てからギアを組付ける。

何度かやり直して良い位置が決まった。

前にTriumphでも同じギアずれがあったけど、前に組んだ人がトルク不足で組んだのか?

また繰り返したら対策考えないといけないなぁ。

ここでバッテリー点火からマグネートに戻しておく。

 

あとはキックだ~!

無事エンジンはかかったんだけど、かけ始めにヘッド合わせ面から爆発逃げ~~~^^;

爆発した煙が隙間からパシュッと出てくる。

これも直しておかないといけないから、ヘッドカバーを開けてスタッドボルトの増し締めを行う。

リヤ側のスタッドボルト一本が締まった。

前回トルクレンチで締めてあるんだけどなぁ?

すこしボルトに不安があるが四本確認して完了。

 

 

なんとかOKかな^^

 

 

コメント (2)
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