お客さんが老後の楽しみに?バイクいじりをしている。
最近やっているバイクがライジングと言う名称で、1954年に名古屋の中部自動車工業が製作したらしい。(別モ国産モータサイクルの歩みより)
程度はお世辞にも良いとは言えず、常人がみれば錆びた鉄屑だろうなぁ。
出来ない所はお手伝いする感じで、今回は車輪を持ち込んできた。(正に車輪という言葉が当てはまる)
一輪はタイヤを外してくれてあったが、残ってる方はタイヤとは言えない物体が纏わり付いていた。
昔のリヤカー(バイクも)に使われてた耳付タイヤだ。
この状態で直してもタイヤが無いから、19インチに組み替えようと思う。
車輪各部の状態を調べる。
前輪
片ハブだねぇ。
ハブベアリングの作りは正に自転車だ。
ん?ハブ側じゃない方のスポークはどうやって外す?
なるほど~ブレーキドラムが外れるんだね~。
これならスポークも外せる。
後輪はもう少し凝っていて、先にスプロケットを外さなければならない。
裏側のナットを外して。
細いビスを折らないように、CRCを付けてユックリと外していく。
あとの作りは前輪と同じ。
この頃は色んなメーカーさんがあって、ライジングもその中の一台。
鉄工所で作ったような物も多かったんだろうな。
ちなみにキレイにはしません。
オーナーさんの要望なのでハブなどは錆びたまま組む。
ただリムとスポークは新品なんで激浮きになると思う(笑
#230ミリで3ミリ径位のスポークが何かないかな~(セロー用とか?)
どこか行って測ってくるかなぁ。
親切な九州の方が教えてくれないかなぁ^^;
今回は下準備、急いでないので作業は当分やりません~。