モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

Triumph スピードマスター1200 オイル漏れ?

2023年03月09日 | メンティナンス

ちょうど一年前オーナーから「置いておくとオイル漏れの跡がある。」と言われ調べた事があった。

その記事がコチラ↓

 

TRIUMPHスピードマスター オイル漏れ? - モーターサイクル日記

TRIUMPHスピードマスター オイル漏れ? - モーターサイクル日記

オーナー様から「車庫にオイルの漏れた跡があるので調べてほしい。」との依頼。一応預かって確認してみる。水冷になったエンジン、排気量は1200cc電子制御塊のTRIUMPHだ^^;...

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そして今回車検のタイミングで入車したのだが、オーナー曰くまだ微妙に漏れるようだ。。。

前回はオイルが伝わって。。。等と、怪しい所は分解目視して調べたのだが。。

やはり真下にあるレギュレターに、オイルが伝わって床に落ちるのは変わらない。

調べる時間ばかりかかって、解決に繋がらないのは非常につらい。

そして前もレギュレターカプラの中にまで、オイルが入っているのを不思議に思ったのだが

配線保護チューブとかにはオイル気は無かったんだよなぁ。

しかしカプラの中に入るのがどうにも気になって、レギュレターに入る三相線に針で穴をあけてみた。

するとオイルが出てくる?

えぇ~~?

 

 

 

どうやらゼネレーターからレギュレターまで行く線に何かの原因があるようだ。(一筋の光が射した?^^)

分解していく。

 

 

 

このように固定されている。

ただ矢印の部分筒状態だ。

筒なのでオイルは入る。

 

 

 

 

保護被服を剥がしてみる。

この部分から毛細管現象でオイルが伝わって行ったのだと考える。

過去にこのような経験は無く、まさかこんな所から?とワタシも驚いている。

 

 

 

 

 

対策は結線部分を、ゴム系ガスケットで埋める。

 

 

 

 

ヒシチューブを二重にして保護する。

 

 

 

念のため前後にゴム系ガスケットを塗っておく。

見た目は悪いが(どうせ見えないが^^;)良いだろう。

これで99%直ったと思うがどうだろうか。

 

 

 

 

組付けた後は車検依頼の整備。

クーラントの交換。

タンクをずらすとラジエターキャップが出てくる。

 

 

 

 

クーラントはグリーンが入ってるはずだが、ずいぶん汚いねぇ^^;

 

 

続いてプラグの交換。

 

 

あとは点検して車検に行けるかな~^^

 

 

しかし このオイル漏れはリコールにはならないのか?

車体NOから調べたけどリコール情報は無かった。

この車体だけの物なのかなぁ?

それにしても迷宮入りしそうな修理だった^^;

 

コメント (4)
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