時々入車するR100GS
オーナーさんがツーリングに出て帰宅日の朝に、セルモーターが回らなくなったそうだ。
バッテリー上がりを疑いガススタでジャンプさせてもらったのだが、エンジンが目を覚ますことは無かった。。
キックも付いてるのでやっては見たが、やはりかからなかったそうだ。
あのキックで始動はかなり難儀だろう。
あきらめてレッカーを頼み(心強い事に赤男爵のロードサービスが使える^^)オーナーは電車で帰宅。
近所の赤男爵に100GSが入ったと連絡を受け引き取ってくる。
そうそうにセルモーターを点検する。
この100GSは10万キロ近いが、うちで面倒を見てから(5万キロ位か?)セルモーターは一度も触った事が無い。
10万キロ持ったのかなぁと思いつつセルモーターにご対面。
最初に違和感 矢印側に長ナットで固定されていて、セルモーター側にスタッドボルトのように残っている。
そのためセルモーターを目いっぱい前にずらしても外すことが出来ない。
こちら側はスタッド抜きでボルトを外す。
逆側は工具が入らず、なんとか苦労して外した^^;
寸切りボルトで作ったようなスタッドだが、このようにした意味が分からない。
普通にボルト入れれば済むことなのに。
まぁ一度はセルモーターを交換したか、何かしら手を加えてありましたねぇ。
外したセルモーターは悪名高いバレオ製
バラしてみる。
磁石がハクリして動いてしまってる。
細かい破片がアーマチュアに食い込んで回らなかったのだろう。
それにしてもタイミングが悪く壊れましたね^^;
こんどは日本電装製のセルモーターをオーダーしましたので安心ですね。
#追記
セルモーターを交換しメインスイッチをONにしても、Nランプやら何やら電装が動かない。
当然セルも回らない。。。
これはスターターリレーだと思い交換してみる。
変らず電源が入らない。。
新品リレーがダメ?まさか?
自家用R80GSBasicのリレーを外して試すがダメ~。
逆に新品をハチマルに、これはOK。
こうなるとハーネスの何処かが切断?短絡?している感じではないだろうか?
う~~~~ん。。。これは思わぬ伏兵が待ち受けていたなぁ^^;