今日の「お気に入り」は、英国のテリーザ・メイ首相が、同国政府に「孤独問題担当国務大臣
( Minister for Loneliness)」を創設した際に述べた言葉として、2018年1月の朝日新聞に
掲載された「高齢者対策」主眼の談話の一節です。
「 あまりに多くの人たちにとって、孤独( loneliness )は現代における悲しい現実だ。この課題に
向き合い、お年寄り、介護者、愛する人を失った人、考えや経験を分かち合う相手がいない
人たちが抱える孤独に対処するため行動したい。」
問題は「物理的にひとりでいる」ことではなく、こだわりなく会話をする相手がいない「孤立」なんでしょうね。
そして、救うべきは、「高齢者」だけではなく、「子ども達」であれ、「若者たち」であれ、
「心理的・社会的孤立感」に苦しむ「全世代の人たち」、その「心理的・社会的孤立( mental/social solidarity)」
ということになりますね。
今の日本に当てはめれば、「子ども達」を「孤立」から救うことが、最重要である所以です。
中高年は、その「子ども達」の成れの果て、30年後、50年後の姿ですから。