今日の「お気に入り」。




(鶴見松渕著 「鶴見松渕俳画集」日貿出版社刊 所収 )
上の俳画にある画賛は、「 霜の朝 まだ生ありと 目覚めけり 」
( しものあさ まだせいありと めざめけり ) 。
「故郷厳寒」の絵にある画賛とその読みは、「 冬籠り 日記に夢を かきつける 」
( ふゆごもり にっきにゆめを かきつける )。
掛軸の「紅葉」にある画賛とその読みは、「 乗鞍に 初雪ありて 稲架を解く 」
( のりくらに はつゆきありて いなかをとく ) 、
「橋の上の女」にある句とその読みは、「 吹上げて くる河岸風や 藍浴衣 」
( ふきあげて くるかしかぜや あいゆかた )。
「椿と小鳥」の絵にある句とその読みは、「 芽吹く樹々 互に春の 彩を和し 」
( めぶくきぎ たがいにはるの さいをわし )。

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