「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

Sho-en Haiga 松渕俳画 2020・09・13

2020-09-13 06:15:00 | Weblog



   今日の「お気に入り」。


   


       


      


  
     (鶴見松渕著 「鶴見松渕俳画集」日貿出版社刊 所収 )


  上の俳画にある画賛は、「 松風の 音の上なる 秋のそら 」

                ( まつかぜの おとのうえなる あきのそら ) 。

  
  「露草」の絵にある画賛とその読みは、「 絹糸の 雨が降ってる 谷紅葉 」

                         ( きぬいとの あめがふってる たにもみじ )。

  掛軸の「山茶花」にある画賛とその読みは、「 アトリエの 冬日濁りて ひとしきり 」( あとりえの ふゆびにごりて ひとしきり )、

     「月と布袋」にある句とその読みは、「 名月を ほめて布袋は ひとりなり 」( めいげつを ほめてほていは ひとりなり )、

     「目白と夏椿」にある句とその読みは、「 配膳の 手馴れし僧や 三宝柑 」( はいぜんの てなれしそうや さんぼうかん )。

     「翡翠と蓮」にある句とその読みは、「 草紅葉 水涸れてゆく 梓川 」( くさもみじ みずかれてゆく あずさがわ )。


  「モンマルトル」の絵にある句とその読みは、「 邦人画家 秋の絵を売る モンマルトル 」

                           ( ほうじんがか あきのえをうる もんまるとる )。
  





#俳画 #松樹会 #松渕 #SHO-EN #HAIGA #鶴見松渕 #俳画家 

#俳画松樹会 #つるみしょうえん #俳句 #書略画 #絵と句 #句と絵 #水墨画 

#鶴見松渕俳画集 #南十字星に祈る #俳画独習書 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする