今日の「 お気に入り 」 。
最近読んだ 村上春樹さんの随筆「 村上朝日堂 」の中に 、
「 地下鉄銀座線の暗闇 」というタイトルの小文がある 。
その冒頭に こんな一節がある 。
「 東京に来ていちばん驚いたというか 、感動
したのは地下鉄銀座線に乗った時だった 。
乗ったことのある人はわかると思うけれど 、
銀座線の列車は駅に到着する直前に一秒かニ
秒電灯が消えて 、車内がまっ暗になる 。だ
から逆にまっ暗になると『 ああ 、もう駅な
んだな 』とわかる 。」
昭和の時代の話しで 、今の東京メトロ銀座線に乗っても 、
こんな暗闇体験はできないらしい 。知らんけど 。
聞き方次第でなんでも答えてくれる ChatGPT さん に聞い
てみたら 、いろいろと教えてくれた 。
お答えの当否は保証の限りではないが 、次のとおり 説得力
のある 解説 。おぬし出来るな 。
「 銀座線の車両にはパンタグラフがありません 。
東京メトロ銀座線は 、第三軌条方式( サード
レール方式 )を採用しており 、車両の側面に
ある集電靴( シュー )で電力を供給していま
す 。この方式では 、パンタグラフの代わりに
車両の側面に取り付けられた集電装置が 、レ
ールの横に設置された 第三軌条 から直接電力
を取ります 。
第三軌条方式は 、主に地下鉄で採用されるこ
とが多く 、パンタグラフを使用する架線方式
に比べて 、地下空間の高さ制限に対応しやす
い利点があります 。銀座線は日本初の地下鉄
路線として 、1927年に開業しましたが 、開業
当初からこの方式が採用されています 。」
「 日本国内には銀座線以外にも第三軌条方式を
採用している鉄道路線があります 。代表的な
路線をいくつか挙げますと:
・東京メトロ丸ノ内線 : 銀座線と同様に、第三
軌条方式を採用しています 。
・東京メトロ日比谷線 : 同じく第三軌条方式で
す。
・東京メトロ東西線 : 一部の区間で第三軌条
方式を採用しています 。
・都営地下鉄三田線 : こちらも第三軌条方式を
採用しています 。
・都営地下鉄浅草線 : 第三軌条方式を採用して
いますが 、一部の区間で架線方式も併用して
います 。
・横浜市営地下鉄ブルーライン : 全線で第三軌
条方式を採用しています 。
これらの路線では 、地下空間の制約や安全性 、
メンテナンスの観点から第三軌条方式が採用され
ています 。第三軌条方式は、地下鉄や都市近郊
の路線で特に一般的です 。」
「 銀座線で第三軌条方式の区間内において 、各
駅の直前で車内の電灯が消える現象が起こって
いたのは 、主に電力の切り替えや供給の一時的
な途切れが原因でした 。これが改善され 、シー
ムレスな設計に変わったのは 、技術の進歩と設
備の更新が進んだからです 。
具体的な改善時期としては 、以下の要因が関連
しています:
・車両の更新 : 東京メトロ銀座線では 、1980年代
から1990年代にかけて新しい車両の導入が進められ
ました 。この時期に新しい車両は 電力供給の切り
替え時の安定性が向上し 、電灯が消える現象が減
少しました 。
・電力供給システムの改良 : 駅や線路の電力供給
システムも同時期に改良されました 。これによ
り 、第三軌条からの電力供給がより安定し 、
切り替え部分でもシームレスな電力供給が可能に
なりました 。
・技術の進歩 : 車両内の電力管理システムやバッテ
リー技術が向上したことで 、一時的な電力供給
の途切れが発生しても車内の電灯が消えないよう
になりました 。」
銀座線の暗闇体験があるなどと言えば 、あんたは古い 、
昭和の人 、オワコンだ 、と言われそう 。
Old soldiers never die ; they just fade away .
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます