高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

柚子の収穫

2015-11-03 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
11月に入り柚子の収穫の時期を迎えました。


今年は表年のようで、どの木にもたわわに柚子が実っています。


しかし収穫を喜んでばかりはいられません。
10月に配られたチラシです。
『収穫前の防除』。。。。

2015年10月号 JA高知市 高知県農業改良普及所 発行

傷がつかないように丁寧に収穫することが大切で
その上で +貯蔵病害防除の奨励

2015年10月号 JA高知市 高知県農業改良普及所 発行

これが玉で出荷される柚子の現状です。
生産者・流通業者・消費者それぞれに理由があるでしょう。
誰が正しいか、間違っているか、
それでいいのか、いけないのか、、、難しい問題です。

生産者と消費者がお互いの顔を知り、信頼し合うことで
現状を変えていきたいものです。

近所にはこういう圃場もあります。


農薬をかけずに生産してくださる生産者に感謝しつつ
ことしの柚子・柚子酢をいただきます。
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久しぶりの雨

2015-10-28 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
昨夜、高知市近辺は久しぶりの雨が降りました。
生産者もホッと一息ではないでしょうか。

雨のあとはまんまるお月さん。


畑の野菜も生き生きして見えます。


今年のビワには蕾がつきました。
来年の6月には食べられますように。
(今年は正雄さんのビワも不作でしたから・・・)


近所では、盛りを過ぎたそばの花。
赤いそばって珍しくないですか?


平穏なまま季節がめぐりますように。
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秋深し 天気良過ぎ~

2015-10-13 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
ことしの秋はずっと気持ちいい青空。
連休はいかがお過ごしでしたか。

道端には栗のいがが落ち


お山の田んぼも収穫時を迎えました。


四方竹の竹林を覗くと、ほら四方竹。


山も田も秋深し。
でも畑では、まだまだ元気な夏野菜たちがいるんです。
成長はゆっくりになったけど
霜が降りるまで食べられます。
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オクラとフタトガリコヤガ

2015-09-19 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
オクラの花がきれいです。
秋になりましたが、まだ咲いています。


葉っぱの上にいるのは、フタトガリコヤガ。
蛾の幼虫です。


いつも葉の表にいて目立ちます。
体は黄、緑、黒の派手な模様で、お尻は赤いです。
毒もないし、簡単に手で捕まえることができます。

幼虫は葉の上で食害しているので
いわゆる害虫ですが
何だか間の抜けたかわいらしい虫です。
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秋めいて

2015-08-30 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
高知市近辺、今日はかなりの雨。
秋雨前線の影響らしいです。


8月8日は立秋でした。
暦の上では秋の始まり。
天竺舎の山下さんは
立秋その日にクツワムシの初鳴きを聞いたそうです。

高知市北側の里山(標高400mくらい)では
彼岸花が咲き始めました。
例年よりちょっと早い気がします。

9月8日は白露(はくろ)というそうです。
草の葉に白い露が結ぶという意味だとか。

生産者は秋冬野菜に向けて
忙しく働いておられることでしょう。
また美味しい野菜を期待してます。
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花ニラの時期

2015-08-21 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
畑のニラから花芽がのびています。
毎日、伸びてきた芽を摘んでいます。


去年のブログを見ると
やはり今頃、花ニラの話題を書いてます。

世の中いろいろありますが
季節はめぐりめぐり
同じことを繰り返すんだなと思います。

今朝の味噌汁に浮かべてみました。
花ニラは甘くて、ニラの香りがしました。
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み・みずが欲しい!

2015-08-12 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
連日、猛暑が続いてます。
雨も全く降りません。

道端の草は裏返って白くなり


日照りに強い田芋も
葉っぱが巻き始めました。


このままでは枯れるかも・・・
一部の野菜に、ホースで水をあげました。


散水だけでは焼け石に水。
天気予報では
今日は雨が降る、とか。
ホントに降って欲しい。

ちょっと前までは
もう雨は充分、と思っていたのですが。
自然の前に人間は弱い。
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ナスの話

2015-07-07 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
プリッとして、とろっとしたナスは夏のお御馳走。
そんなナスが配送されてきました。

左が渡邉さん、右が正雄さんのナスです。


ツヤツヤとした皮を見ると
さて、どう料理してあげようかと
心がときめきます。


家庭菜園歴がそこそこある私でも
ナスはいつもこんな感じです。


葉っぱもレース状になって・・・


犯人はニジュウヤホシテントウ。
つぶしてもつぶしても飛んできます。


家庭菜園をしていると
簡単にどっさりできる野菜と
虫や病気に悩まされてしまう野菜とに分かれます。

ナスは何年挑戦してもうまくできません。
(あくまでも私の場合ですが)
「土といのち」の生産者のように
農薬なしで立派なナスを作ってみた~い。
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ハクビシン と なりもの

2015-06-17 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
高知の5-6月はなりものの季節。
野いちご・くわ・ぐいみ・びわ・いくり・・・
美味しいものいっぱいのはずなのに
今年はさっぱりです。
3-4月の長雨のせいでしょうか。

長雨を乗り越えて(?)実った桃でしたが
「お~い、はよ来いや。
ハクビが食てしまいよる。
甘ないけんど採ってしまうぜ。」
というおじさんの声。

駆けつけると桃は無残な姿に


木の下には食べちらした残骸


これはハクビシンの仕業です。

※ 写真は動物図鑑より(こちら

はあ、山の実りは誰のもの?
悪気があるのかないのかハクビシン。
ハクビシンとの闘いはこれからも続きます。
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柚子の花の後に考える

2015-06-07 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
5月になると柑橘類の花が咲き乱れ
山中が甘い香りに包まれます。
今年の柚子は表年のようで満開でした。


で、その後に訪れるのは農薬の匂い。
あちこちに農薬の入った
黄色いタンクを乗せたトラックを見かけます。


農薬を撒いているところに出くわすこともあります。


生産者は栽培指針に基づいて農薬を散布するのです。


見た目のきれいなものが欲しい
見た目のきれいなものは高く売れる
形がそろったものは流通させやすい

消費者・生産者・流通業者
3者3様の思惑があり今の農業形態がある

湿気と熱気でそこいらじゅう農薬の匂いがする中で
どうすればいいのか考える日々です。
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