高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

しいたけに思う

2015-02-08 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
2012年11月
津野町の曙茶業さんを訪問しました。
その時の様子は(こちら

その時のおみやげ しいたけの原木

あれから2年経っても
しいたけは顔を出さず諦めていましたが
やっと出てきました。


好評をいただいてる蒼空舎の原木しいたけも
「年末から気温が低すぎて出ない。」と欠品続き。
それも1月になって出始めました。
丸々と肉厚でおいしそ~~。


野菜やキノコは自然に正直。
できる時もできない時もある。
そういう当然のことを忘れたくないなぁと
思ってるこのごろです。
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正弘さんのみかんジュース

2015-02-07 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
正弘さんの温州みかん、
食べきれずに置いておくと
なぜだか皮が固くなって食べづらい。。。


そんな時はジュースにすればOK!
土といのちがお取り寄せできるジューサーは
「ベジフル」 と「 ベジフルⅡ」
 

みかんを皮のまま切って


搾るだけ


毎分90回転の低速スクリーンで
野菜の栄養を活きたまま搾り出し
新鮮ジュースをカンタンにつくります


カッターを使わないので、お手入れも安全
(これはベジフルを分解したところ)


りんごも、セロリも、人参も、
ジュースにしづらい葉物野菜もきれいに搾れる。
いろいろお試しください。


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畑作入門一歩前 その5

2015-02-06 09:00:00 | 連載
小幡 尚

 いく筋かの畝ができあがり、やっと種を蒔くことができました。
大根の種を買い、袋に書いてある通りに植えました。
整地に手間取ったために時期が遅れ、10月下旬となっていました。

 水路を浚っているとき、
カエルとイモリがたくさんいることに気付きました。
カエルはすぐに隠れますが、
イモリ(正確にはアカハライモリ)は水中に漂ったまま逃げません。
色がきれいで、動きに愛嬌があるイモリは、
見ていて飽きませんでした。

 ところで、高知の皆さんは、
北海道で広く知られている、
ブラキストン線という言葉をご存じでしょうか。
『イミダス』(集英社)には、
「北海道と本州の間の津軽海峡に東西に引いた動物分布上の境界線。
1880年にイギリスの動物学者ブラキストンが提唱」
と記されています。
簡単に言えば、北海道と本州以南の地域で、
生息する動物の種類が大きく異なる、ということです。
代表的な例としてクマが挙げられます。
よく知られている通り「線」の北にはヒグマが、
南にはツキノワグマが生息しています。

 私は高知に来る際に「線」を越えたことになります。
そのため高知で育った人よりも
珍しがることのできる動物が多く、
自分の畑にはこれまで見たことがない動物がいる
という事態となっているのです。
イモリを見たのは、この時が初めてだったのです。

 畑で「会う」ことになった動物の中には、
珍しがっているばかりではすまない、
好ましからざるものもいました。  

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おへぎを焼きました!

2015-02-05 09:00:00 | おすすめ品
今季 初企画 ★ 井関製菓のおへぎ ★

「おへぎ」って何?
と思った方もおられるのでは。。。
高知では「かきもち」といった方が分かりやすいかもしれません。

先週届いた「おへぎ」です。


中には 30枚ほどの「おへぎ」が入ってます。
ゴマ入り、青のり入り、砂糖入り。


オーブントースターで焼くと
くねくね曲がって プーっと膨らんで。


ちょっと焦げたけど大成功。
今日のおやつです。


いろんな方法で試してください!
子どもさん喜んで挑戦してくれること間違いなし。


お正月の企画にしたかったのですが
「今年は暖かいので、まだおへぎの製造にとりかかれない。」
とのことで、やっとの 1月企画でした。
加工品を作るのもいろいろ条件が整わないといけないんですね。
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TomatoBatake

2015-02-04 09:00:00 | おすすめ品
★ TomatoBatake ★

ときどき企画している天然木・薬剤処理なし・無毒塗装のTomato Batake。
お使いの方も多いと思います。


木製食器は天然木を使用するため
一部の木製食器には
虫食い・カビ・腐食等を防ぐための
化学薬品が使われたり漂白処理が施されたりしています。
それら一切の安心できない処理を排しています。

【 なぜ中国製なのか・・・? 】
安全な木製食器が当たり前のように揃う食卓を目指ざすには
求めやすい価格に設定したい、という思いからだそうです。
そのため中国に常駐スタッフを設け
徹底した管理による生産を実施し
安全性と求めやすい価格を両立させているとのことです。

木製食器は、さめにくく、手にも優しく、気持ちがほっこりします。
お椀・箸・カラトリーと種類が増え、大きさもいろいろ登場しました。


ほら、雑炊もおいしそうでしょ。


企画してなくても、いつでもお取り寄せできます。
気になる方は事務所にご連絡を。

Tomato BatakeのHPは(こちら)からどうぞ。
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このごろの家庭菜園

2015-02-03 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
出遅れている家庭菜園の野菜もようやく収穫。

ブロッコリー


カリフラワー


思わず笑った人参


そら豆やえんどう豆はまだまだ
 

一方で山東菜には花芽ができてます。
春は近し。
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正月料理と野菜 ~2月の巻頭言~

2015-02-02 09:00:00 | 土といのちからのお知らせ
理事長 丸井一郎です。

 今年もおせち料理を自作しました。
品目と材料の生産者または生産地は以下の通りです。
会の配送品をH、自家産を「自」とします。
同じものは一度だけコメントします。

カブの酢漬け 
カブ(井上正雄H)、金時ニンジン(井上正雄H)、
昆布(4年もの)、生酢(ダイダイ:自)、
米酢(富士酢H)、鷹の爪(自)、塩(土佐佐賀H)

ユズ皮の醤油煮
ユズ(安芸・勘助H)、醤油(熊本H)、酒(司牡丹)

酢レンコン
レンコン(熊本H)、鷹の爪と三杯酢(甘みは和三盆)

きんぴらゴボウ
ゴボウ(熊本H)、酒、醤油、鷹の爪、
菜種油(窪川H)、カエリチリメン(田中H)

筑前煮(=ぐる煮、うま煮、ガメ煮)
カシワ(藤本H:取り扱い終了、最後の一袋)、
菜種油、酒、醤油、ゴボウ、金時ニンジン、
干し椎茸(藤本、到来品)コンニャク(土佐山H)、レンコン 

里芋(白目、吾北)と大根(自)の煮物
芋をぐる煮にいれるとべちゃつくので別扱い

黒豆煮物(丹波H)

ロースハム(TONTON H)
番外:連れ合いのたっての希望で

雑煮
もち(山下・雨宮H)、カブ(いの町)、
水菜(井上正雄H)、金時ニンジン、干し椎茸、春菊(井上正雄H)、
出汁(昆布、カツオ削り節H、干し椎茸漬け汁)

その他(「おせち」ではないもの)

ほうれん草(渡辺H)のごま(喜界島H)和え

大菜(おおな、高知特産高菜の一種:自)と揚げ(久保H)の炊き合わせ

里芋のゴマ味噌和えニンニク葉入り
里芋(赤目と白目、渡辺Hと吾北)、菜種油、味噌(窪川H)、
柚子酢(安芸・勘助H)、ニンニク葉(いの町)、ゴマ

 ご覧の通り、ほとんどが配送品で、それも高知産が多く、
あと若干足りないものも地元から調達できています。
いわゆる地産地消でかなりやっているのですが、
地物がなくて今後の課題というのがあります。
ゴボウやレンコンはなんとかしたいものの代表です。

 全体として野菜が主役です。
今年は暮れ元日から冷え込みましたが、
おいしい野菜、とくに根のものは大地の力が充ちて、
四股を踏んでどすこいという気分にしてくれます。
生産者の方々に感謝です。

 え、なんですか。
これじゃ日頃の総菜と変わらないって、ですか。
いや、素材をいちいち丁寧に扱って、姿形も整えてあります。
里芋やなんかも皮をむいて塩であたって、
ゆっくりゆでて取り出し、しっかり取った出汁と薄口醤油の中で、
たぎらせないように色白に煮てあります。
ぐる煮に入れるコンニャクは手でサイコロに切り分けます。
そのほうが刃物を入れるより味のしみこみ方が良くなります。

 市販の既成品はほとんど使用しません。
素材の追跡可能性と添加物に不安があります。
練り物は、宇和島方面の純正蒲鉾やえそ巻きで無添加なら歓迎ですが、
今回は手に入りませんでした。
高知産ならむしろ御畳瀬のジャコ天(H)のほうが安心です。
おせちの重箱には?ですが、年越しそばに合います。

 確かな素材の風味を口の中でじっくり味わうと
地球につながる気持ちがわき起こります。
困難が立ちはだかりますが、これをなんとか次の世代に渡したいものです。
会の経営はようやく好転のきざしが見えてきました。
3月の総会で良い報告ができるものと思います。
皆さん、今年も野菜など地産品を楽しんで、お元気でお過ごしください。
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谷川さんより イベントへのおさそい

2015-02-01 09:00:00 | イベント情報
梼原町 谷川農園の谷川徹です。

NPO法人高知県有機農業研究会第9回通常総会 記念講演のお知らせです。
ご興味のある方は、どうぞご来場くださいませ。

「農薬・遺伝子・放射能汚染そしてTPP、有機農業者の闘い」

講師 :稲葉光國(いなばみつくに)氏 NPO法人 民間稲作研究所 代表
日時 :2月11日(水・祝) 14:30~16:30
場所 :高知市立自由民権記念館
参加費:無料

私たちは今大きな転換期を迎えています。
ほんの100年前には考えられなかった
「豊かな暮らし」を謳歌しているのですが、
その代償は様々な形で重くのしかかってきています。

農薬や遺伝子組み換え食品、
放射能や化学物質による様々な形での汚染はもちろん、
食べるものを海の向こう側に頼り、
TPPなどの世界の枠組みの中に巻き込まれ、
経済優先、農業や地方軽視の「持続困難な社会」を作り上げてしまいました。

今のこの「豊かな暮らし」が自然や人間のいのちを蝕み、
瓦解直前にあることはあまり知られてはいません。
この危機を乗り越えるには、
今何が起こっているかを冷静に知る必要があります。
そしてどのように考え、行動しなくてはならないのでしょうか?

講師に稲葉光國先生を迎え、
今私たちが知るべきこと、
考え行動するためのヒントをいただけると思います。

※ NPO法人高知県有機農業研究会のHPはこちら
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