高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、48年の歴史をもつ共同購入の会です。

マコモ長茶だより 3月29日記

2023-05-11 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
いの町 マコモ長茶生産者の奥山加奈子です。

まずマコモについて
私の大好きな若杉ばあちゃんの
お言葉をお借りして紹介させて下さい。


『マコモは、縄文人たちの日常食だったのよ。
昔は日本中の村や川には、
ヨシやアシと一緒にどこにでも生えていて、
葉はお茶にするだけで、
血液の浄化と細胞の活性化になるし、
マコモタケは繊維が多く、
腸の煽動運動を起こし便秘を解消するのよ。
マコモは聖なる霊草で、
出雲大社では神事や祭事にマコモを敷くし、
お釈迦様は多くの病人にマコモ茶を飲ませたり、
葉で編んだ布団に寝かせた話は有名よ。
マコモが人体に入ると、
血液、体液、リンパ液、細胞液、唾液に浸透し、
内臓部分から緩やかに穏やかに
不必要な老廃物や毒素が、
吐き出され排泄され、
身体や心が浄化されるのよ。』

マコモは稲科で多年草です。
マコモダケが9,10月頃1,2ヶ月収穫出来ます。
コモダケがとれる旬の1ヶ月、
毎日指一節分を毎日、
家族で一本を30日食べると
一年分のデトックスと言われます。
ダケの旬が短いので、
茶葉で通年マコモを取り入れることができます。
今は田んぼから新芽がたくさん、
お茶は7月に収穫がいいそうなので、
じき新茶をお届けできると思います。


秋、どうマコモダケを出荷するか思案中です。
なんせ百姓って大変!!
わらしべ長者をもじって『マコモ長茶』と
お茶には名前をつけました。
ご縁と奇跡がめぐって
今日の私があれることに感謝して、
私の大好きなマコモが
皆様に幸せと健やかな毎日を
届けられます様に(^-^)


※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2023年5月号より転載しました。
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韓国食品の キムチ3種 ~3月の新

2023-05-10 09:00:00 | 新共同購入品
★ キムチ3種 ★


国産白菜、ニラ、大根を材料にした
韓国伝統製法で作ったキムチです。
化学調味料を使わないキムチは
なかなか見つけられなかったので
嬉しいですね。

漬け原材料は
昆布、煮干、椎茸、鰹節4種のだし汁、
深いコクを出すえびといわしの塩辛、
程よい辛さと甘みのある韓国産の唐辛子、
自然でまろやかな甘みをだす玉葱・人参など
で作り上げた自社製。

キムチは発酵食品で生き物なので
時間が経つにつれ酸味が増し
酸味がある限り食べられるそうです。
そのままはもちろん、
鍋物、炒め物にもどうぞ。

閔(みん)家白菜キムチ
21種類が生み出すコクのある自然な味。
辛さの中に甘みと深いコクのある本格キムチ。


幸福キムチ・辛さ控え目
20種類が生み出すコクのある自然な味。
唐辛子の辛さを抑えマイルドなキムチ。


カクテキ・大根
大根の食感をそのまま再現。
やさしい味付けの本格派大根キムチ。


白菜キムチと幸福キムチの材料は
白菜とニラと書いてますが
ニラはほとんど見当たりませんでした
どれも砂糖を使ったちょっと甘めの味でした。

( 管理人 )
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下郷農協 養豚部会だより 2022年12月記

2023-05-09 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
大分県中津市 下郷農協 養豚部会の石川栄二です。

「今の時代を乗り越えていくために」

2022年は
我が家にも農協にとっても
大変動の年でした。


2020年に養豚を継ぐと
帰って来てくれた息子夫婦でしたが、
その頃から餌代が上がるという話が出ていて、
その影響が次の年から如実に出始め、
2022年に入ると餌代が
今までの7割増し位になりました。
これもまだ戦争や円安等の影響があり先が見えません。

その上、未だに抑えきれていない
豚熱(トン熱)の影響で
雄豚が手に入らなくなり、
子豚がどんどん減ることで
2022年の出荷頭数を考えると、
息子夫婦も生活していくのが無理と考え、
仕事を探し始めたところ
元の職場が受け入れて下さり、
三月に大阪へ戻りました。

その間、孫が生まれたことと、
一年半くらい息子夫婦と過ごせたのは
幸せなことでした。

また老夫婦での養豚が始まりましたが 、
4月に雄豚が手に入り、
一番大変なオガコ豚舎の掃除も、
必要な時に移住者の若い人が
二人一組で入って下さるようになり、
お陰で豚たちの環境が維持できています。
新しい雄豚が入り、
新しい血が入るという事はこういう事か
と思うくらい子豚の育ちも良く、
今年の初めから出荷になります。


そして農協の問題が起こり、
これを機会にご縁があったグリーンコープ生協の方々が
農協の苦境に手を差し伸べてくださいました。

お陰様で農協商品の在庫はもちろん、
これから出る商品を
生産者も生活していける仕入れ値を考え
努力してくださっています。

今までは消費者の方の
買いやすい値段になっていましたが、
これからは生産者が生き残れる値段で
お願いしないと生産者がいなくなってしまいます。

戦争、円安、温暖化、少子高齢化等
これらを受け入れながら、
今の時代を乗り越えていくには
どうしたらいいかを考える、
大切な年にしなければいけないのではと思います。


下郷農協新聞 2023年1・2月号に掲載

※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2023年5月号より転載しました。
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UYEKIの ゴキクリン

2023-05-08 09:00:00 | おすすめ品
★ ゴキクリン ★


いや~なごきぶり。
最近は冬でも見かけたり。。。

置くだけでゴキブリ退治ができる
ほう酸だんごで退治しましょう。
18個入りです。

好物のタマネギでゴキブリをおびきよせます。
ほう酸ダンゴを食べたゴキブリは脱水症状を起こし、
水を求めて下水道や屋外に出ていきます。

ゴキブリは壁にそって歩く習性があり、
暗くて暖かくて湿気のある場所などに
置くといいようです。
1平方mあたり1~2個が目安。


誤って飲み込んだり
舐めたりしないように
プラスティックのケース入り。
効力は設置後約5~6ヶ月です。

月に一回だけの企画です。
5月〔3〕回目の注文書 p5に掲載!
今週提出する注文書ですよ。
是非是非~ ♪

( 管理人 )
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ユニチカトレーディングの 抗アレルゲン配合ダニ取りシート

2023-05-07 09:00:00 | おすすめ品
★ 抗アレルゲン配合ダニ取りシート ★


ダニに悩まされる季節です。
1年中悩んでる人もいるかも

このダニ取りシートは
置くだけで、
天然フルーツエキス配合の誘引剤でダニを引き寄せ、
強力粘着シートでダニを捕獲するというもの。
粘着シートは食品用のりなので安心。
外側はポリエステル・綿、
誘引シートは綿不織布です。


しかも、アレルバスター®加工で
捕獲したダニのフンや死骸から
発生するアレルゲンを
90%以上抑制(低減)します。


ダニが気になるところに置いて使ってください。
ベッドやふとん、カーペットの下などいいですね。
開封後約3ヶ月間有効。
日本アトピー協会推薦品だそうです。

月に一回だけの企画です。
5月〔3〕回目の注文書 p5に掲載!
今週提出する注文書ですよ。
是非是非~ ♪

( 管理人 )
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大人のピクニック!~池公園の土曜市~高知オーガニックマーケット ~5月の企画

2023-05-06 09:00:00 | イベント情報
★ 大人のピクニック!~池公園の土曜市~高知オーガニックマーケット ★ ~5月の企画


2008年3月22日に
「港の土曜市」としてスタートした
「高知オーガニックマーケット」。
県立池公園に移転した今も
毎週土曜日に開催しています。

「自分で作ったものを売る」をモットーに、
新鮮な野菜はもちろん、
加工品や雑貨の店舗もあります。
私たち土といのちの生産者も
「高知オーガニックマーケット」に
多数出店されています。
そんな生産者に会いに行き、
野菜やお昼ご飯をゲットして、
みんなで見せあって、
ワイワイ一緒に
楽しい1日を過ごしましょう。

出店者リストは前日に
マーケットのSNSで発表されます。
さて誰に会えるでしょう。
お楽しみに。
エコバッグもお忘れなく!

場所:~池公園の土曜市~高知オーガニックマーケット
(高知市池2311-1)
現地の駐車場から公園に入ってすぐの広いところに集合


日時:2023年5月27日(土)10:30~13:30
マーケットが開催されていても雨天の場合は中止。
中止の場合は個別に連絡差し上げます。
参加費:無料(お買い物はご自分で)
お問い合わせ・申し込み:NPO法人土といのち
申し込み締め切り:5月18日(木)

( 管理人 )
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木次乳業の ミルクのプリン

2023-05-05 09:00:00 | おすすめ品
★ ミルクのプリン ★


プリンといっても卵は入ってません。
おやつだけど栄養もとれて
ミルクの濃厚なコクと甘みが味わえる
ミルクのゼリーです。


原材料もシンプル。
牛乳、乳製品、ビートグラニュー糖、ゼラチンのみ。
簡単に作れそうな気もしますが
絶妙な甘さと硬さはさすが木次。
プルンプルンのプリン ♪


甘酸っぱいグァバピューレと
ブルーベリーで飾ってみると
贅沢なデザートになりました。


( 管理人 )
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食べる日々2

2023-05-04 09:00:00 | 連載
会員の丸井一郎です。

食べる日々(2)

今回から数回、
身をもって体験した
飲食生態の多様性=差異を取り上げる。

三十歳前後に
ドイツ連邦共和国(当時の通称「西ドイツ」)に
最初の研究滞在をした。
ライン川沿いのボン(当時の首都)と
デュッセルドルフに
併せて一年以上住んだ。
業界で言語実用論(語用論)と呼ばれる分野の
独日語対照研究に携わった。
事前の準備もあって、
言葉に不自由はなかったが、
実際の場面では色々と
面白くも痛切な体験をした。
いわゆる異文化間コミュニケーションということで、
後に論文や著作にまとめた。

最も予期しなかった異質体験は
飲食生態全般である。
「彼らの当たり前」について
自分(達)が無知であることを痛感した。
日本は明治以来の近代化を通じて、
とりわけ第二次大戦後に、
飲食の分野で欧米化したなどというのは
視野が狭く洞察が足りないという認識の前でたじろいだ。
一方で他者の異質性(具体的な差異)を
十全に追究してこなかったこと、
他方で「食の欧米化」などという概念に
根本的な欠陥が潜在することが痛感された。
で、この分野をも研究テーマとすることになった。
彼らは何をどのように作り食べて
生き延びてきたか、という問いは
他者とその集団を理解する上で不可欠である。
他人のことをちゃんと理解していないと、
自分のことも分からない、
というのが教訓である。

違和感の大きな要因の一つは食材の性質だった。
現地の事情に慣れてからは
基本的に自炊だったので、
穀物、野菜、食肉などの質を
ほぼ毎日検証することになった。
その核心を端的に言えば「固い」と「エグい」である。
先回りして暗示すると、
火山もある急峻な山島で
温暖多雨という日本列島の一般的地理条件に対して、
彼の地は、ほぼ1万年前は氷河の下だった
大陸で冷涼小雨という事情が背景にある。
他の要因は飲食生態の歴史的社会的な側面、
つまり飲食行動に関わる「当たり前」
(何をいつ誰とどのように調理し食べるのが「普通」か:生活形式という)の差異である。


※ この記事は、NPO法人土といのち『土といのち通信』2023年5月号より転載しました。
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お豆ツルツル豆ごはん

2023-05-03 09:00:00 | 作ってみたら・・・おいしそう
★ お豆ツルツル豆ごはん ★

えんどう豆の季節!
旬は意外に短いので今堪能しましょう。

豆の皮がガタガタ(?)になれば収穫時。
実は充実して、皮も剥きやすいです。


実のヘソが少し色づいてます。
これくらいがホクホクして
豆の甘みをしっかりと感じられると思います。
熟しすぎた実はヘソが真っ黒で
実自体も黄色くなって
皮は硬くなってきます。


事務所のTさんに教えてもらった
お豆ツルツル豆ごはんの炊き方!

皮を茹でる


その湯で豆を茹でる
火が通ったら冷めるまで放置
これで、お豆はツルツル
シワができません


その水でご飯を炊く
炊きあがったら豆を加えて混ぜる
豆の香りたっぷりの
お豆ツルツル豆ごはん!


どこかのタイミングで塩を入れます。
どこで入れるか聞き忘れました

手間がかかりますがお試しください。

( 管理人 )
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田芋を植える ~家庭菜園

2023-05-02 09:00:00 | 里山・田んぼ・畑
★ 田芋を植える ★

田芋って何?
分かる人は高知県人かしら
沖縄で言うところの田芋ではありません。

田芋は一般的には里芋と言いますね
去年の4月に植えた田芋ですが
収穫しないまま冬を越し
それが今、新芽を出し始めました。


このまま畑に置いとけないので
全部ほり起こしました。
そして、子ども(小芋)を種芋として植えます。
残りはありがたくいただきましょう。


寒さや雪で
上部が腐ってしまった親芋からも
芽が出るのにはビックリ
田芋は生命力が強いようです。


4月に植えた田芋は
10月以降に収穫します。
手間がかからない野菜の一つです。

あっ、会の生産者は
こんな極道(土佐弁 )はしません。

( 管理人 )
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